野口英世(福島)6英世!本領発揮!!
英世はアメリカついてすぐその優れた才能を発揮します。英世がまとめた毒蛇に関する論文は多くのアメリカ人博士から大絶賛を受ける事になります。
そして英世は一躍アメリカの医学界に名を知られる存在となります。
アメリカに渡って4年が過ぎた頃 英世は なんと名門ロックフェラー研究所の助手を務める事が決定します。
しかし東京の職場のように低学歴が壁となりろくな研究につかしてもらえなかった苦い経験もありそのときは履歴書に学歴詐称を行ったそうです。
そしてその名門ロックフェラー研究所は今はロックフェラー大学と名前を変え今までに23人ものノーベル受賞者を輩出しています。
また校内の図書館の入り口には野口英世記念館と同じロシア人彫刻家製造による野口英世の胸から上の銅像が展示してあるそうです。
そしてロックフェラーでいよいよ念願の研究に専念できる立場となった英世は猛然と仕事にとりかかりました。
英世の研究スタイルは膨大なデータを収集し想定される実験パターンを全て完璧にこなす方法をとってました。
その猛烈な働きぶりからアメリカ人の間では英世の事を人間発電機や実験マシーンさらには日本人は睡眠を取らないなどと揶揄(やゆ)する声もあったそうです。
また英世は医者でありながらもかなりの愛煙家で禁煙の研究室で常に喫煙していたそうです。
さらに研究に没頭するあまり何日間も服を変えていなかったため同僚のアメリカ人から ひんしゅくを買たこともあるそうでした。
晩年になって英世はそのかなりの労力を必要とする研究スタイルに対し〃自分のような古いスタイルの研究者はやがて不要になる時代がもうすぐ来るだろう〃と語っていたそうです。
ーーーこのあと母シカから手紙が送られてきます。そして英世はめでたく結婚します。
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