東京ディズニーシー〃海底探検ツアー〃感電死したダイオウイカイカから電気ショックを食らう
東京ディズニーシー46 〃海底2万マイル〃の世界を探索!!
さて絶叫マシーンに乗って地底探検のあとはカプセル型小型潜水艇に乗って海底探索へと出かける事になりました。
その小型潜水艇の乗り場では〃ジンジン〃と踏切で電車を待つときのような鈴の音が鳴ってました。
そしてそこには数多くの鉄製のカプセル(小型潜水艇)が吊り下げられゆっくりとやって来ました。
まるでロープウェイのリフトに乗り込むような感覚でそのカプセル型の小型潜水艇に乗り込みます。その小型潜水艇もフランスの小説に出てくるネモ船長が編み出した乗り物だそうです。
船内は配管がむき出しになっていて それこそ旧ソ連か旧東ドイツの小型宇宙船(又は小型戦闘機)に乗り込んだ気分でした。
間もなくエンジンが稼働します。すると やかんでお湯を沸騰させた時のように勢いよく〃シューッー〃と蒸気が吹き出すような音が聞こえて来ました
やがて潜水艇内部の赤いランプと照明が〃パカパカ〃と点滅し出します。そして小型潜水艇に電気が〃ビリビリ〃血走ったところで一気に海中へと潜り込みました。
すると潜水艇は大量に発生した泡ボコ(気泡)の中を〃ボコボコ〃と音を立てながら沈み込んで行きます。そして〃あっ〃という間に海底へと到達しました。
そしてゆっくりと泡ボコ(気泡)が引き潜水艇の窓の外の視界が開けて来ました。
するとそこには〃ぐるぐる〃と渦を巻いたワラビやフキ等の山菜のような海底植物がいっぱい生えてました。さらにそれら植物は なんと海に沈む建物の大きな壁に生えてました。
しかししばらくするとそれは建物ではなく なんと海底に横たわった大型〃沈没船〃だと言う事が分かりました。
ーーーーーこのあと海底で様々な生き物と出会います。しかしその中にはダイオウイカの姿も!
東京ディズニーシー47 小型潜水艇に電気ショックが襲って来る!!
その日の海水は透き通っていて透明度は〃抜群〃ようでした。そしてそこは植物が生(お)い茂る自然豊かな海底でもありました。
しばらくすると海底に生える海藻を縫うようにして多くの魚が泳いでいる事に気づきました。
さらに向こうの方には沼でもないのにカッパのような生き物が見えて来ました。しかし残念ながら若干(じゃっかん)暗くて見えずらい状態でした。
そんなときは手元のレバーを操作するとよいとの事でした。そのレバーは乗客の見たい方向に合わせてサーチライトが動くと言う優れ物でした。
しかし先程のカッパの様な生き物は単なる藻(も)の塊(かたまり)でした。
しばらくすると指令室から間もなく引け上げるようにとの命令がありました。そして潜水艇が引き揚げ準備に入りました。
しかしそのとき なんと乗客の目の前に人の背丈ほどある大きな目ん玉が現れました。しかもその大きな目はギラギラと光ってました。
さらにその先には大蛇が数匹 潜水艇の真横に迫って来ました。いいやそれは大蛇ではなく なんとダイオウイカの足でした。
しかもそのダイオウイカは誤って大量の電気クラゲを食(しょく)してしまいグロッキー状態でした。
何とも可哀そうにダイオウイカは〃ビリビリ〃と音を立てながらどうやら電気が全身に回ってしまったようでした。しかしそれを〃ゆっくり〃見ている余裕はありませんでした。
次の瞬間ダイオウイカから〃ビッビビ〃と電気が稲妻となって小型潜水艇に襲い掛かって来ました。そしてついに〃ボォン〃と言う音と共に潜水艇の電源はショートしてしまいました。
小型潜水艇はダイオウイカから電気をもらい見事に感電してしまいました。
そしてそのとき真っ暗となった海底を小型潜水艇はゴロゴロと転がってました。すると なんとその小型潜水艇を大きな大仏の手が拾い上げたのでした。
しばらくすると潜水艇はバックアップ電源に繋ぐ事に成功しました。そして小型潜水艇は再び照明を灯します。すると真っ暗だった海底は〃パッ〃と一気に明るくなりました。
するとそこには壮大な海底神殿の遺跡群が現れました。
ーーーーーこのあと なんと開園以来初めてとなる大惨事が海底で起こってしまいます。
東京ディズニーシー48 小型潜水艇!海の藻屑(もくず)となって消える!!
小型潜水艇は数多くの沈没船が横たわるまさに海の墓場を通過中でした。そのあたり一帯は無念の死を遂げた船員たちの怨霊(おんりょう)が海中をさ迷ってました。
そしてその怨霊が なんと潜水艇の乗客たちに乗り移り始めました。すると乗客たちは背中から肩にかけて〃ずっしり〃と重みを感じ始めました。
乗客は慌てて両手を使ってその怨霊を払いのけようとしますがそんなに簡単に取れるものではありません。そこで乗客みんなでで手を合わせ霊を慰(なぐさ)める事にしました。
すると あら不思議それまでの肩の重みが〃すっ~〃と軽くなり楽になりました。しかし本当のところはそれは霊の仕業(しわざ)ではなく単なる海底の気圧の問題のようでした。
それはさておき それにしてもそれらの沈没船に生えた鮮やかな生き物たちは何とも美しく芸術的でした。
しかしそのとき小型潜水艇は〃ゆっくり〃と沈没船を鑑賞している余裕はありませんでした。なぜならその沈没船はかなり古く今にも崩れそうになっていたからでした。
そのため潜水艇は〃そっ〃と音を立てない様にして〃ゆっくり〃とその場から離れる事にしました。しかしその後ほんの些細(ささい)なことから大惨事へと発展してしまうのでした。
そのとき地上では たまたま誰かが蹴った小さな石コロが海の中に〃ポツリ〃と沈み込みました。
そしてその小さな石コロが なんと今にも崩れそうな海底の大型沈没船に〃カツン〃と当たってしまいました。
するとその小さな衝撃が拡散(かくさん)し やがてドミノが一斉に倒れるようにして大型沈没船も一気に崩れ〃あっ〃と言う間に瓦礫(ガレキ)の山と化してしまいました。
そして海中は一気に視界が悪くなり なんと小型潜水艇の姿が見えなくなってしまいました。
ーーーーーこのあと直ちにディズニースタッフから成る捜索隊が結成され小型潜水艇の捜索活動に入ります。
東京ディズニーシー49 〃奇跡の光〃と生きる力!!
開園以来 事故とは無縁の東京ディズニーシーは今日も至って静かで平和でした。しかしそれは悪魔でも地上の話でした。そのころ海底では小型潜水艇が大変な事態に遭遇してました。
そして直ちにディズニースタッフから成る捜索隊が結成され沈没船の瓦礫(ガレキ)に埋もれた小型潜水艇の捜索に入りました。
しかしたった一個の小さな石ころがあの大きな沈没船を粉々にするまでの威力があるとは夢にも思いませんでした。
捜索隊は海の中をくまなく探しますが一向に小型潜水艇の居場所は確認 出来ませんでした。
その悲劇の知らせを聞いて嘆(なげ)き悲しんでいたのは言うまでもなく小型潜水艇の開発者であるネモ船長でした。そしてそれは開園以来初めてとなる大惨事となってしまいました。
やがて日も傾きかけ海底では捜索隊が諦(あきら)めて引き返そうとしたその時でした。なんと 沈没船の瓦礫(ガレキ)の山から小さな光が見えて来ました。
しかもその光は小さいけど力いっぱい光り輝いてました。そうですその小さな光は間違いなく〃奇跡の光〃でした。それは なんと大量の砂をかぶったあの小型潜水艇の光でした。
そしてその小型潜水艇は皆に生きる力の素晴らしさと感動を教えてくれたのでした。その知らせは直ちに指令室へと伝えられました。
そしてそのとき指令室では抱き合いながら男泣きをする2人の男がいました。そうそれはネモ船長ともう一人は なんと〃ディズニーの園長〃でした。
ーーーーーこのあとミステリアン料理と中華の蒸しまんじゅうが次々と登場します。続きは後日公開します。
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