もうひとつの軍事境界線の観光地!プレアビヒア遺跡!
前回はパンムンチョン(板門店)と言う韓国と北朝鮮の境界にある観光地を紹介しました。そして今回も軍事境界線の観光地と言う事で世界遺産でもあるプレアビヒアを紹介します。
タイとカンボジアの国境に位置する遺跡の一つです。またプレアビヒアと言う呼び方はカンボジア語でタイ語では別の呼び方があるそうです。
韓国と北朝鮮の38度線には領土問題はありませんがプレアビヒアはタイとカンボジアが領土問題でもめている場所でもあります。
2008年カンボジアはアンコールワットに続く国内で2つ目の世界遺産が出来ました。それがプレアビヒア遺跡でした。
しかしプレアビヒアの領土を主張するタイはそのニュースに不満に思ってました。そしてついにプレアビヒア遺跡でタイとカンボジア兵士によるドンパチ(銃撃戦)が起こってしまいます。
そのときの衝突によりタイ兵とカンボジア兵に死傷者も出ています。
しかしそれ以来ずっと両国とも安静を保っているので観光しても何の支障もありません。日本人観光客はパスポートさえ持参すればタイ カンボジアのどちらからでも入境できます。
しかしプレアビヒアは辺鄙(へんぴ)な場所にあるためどちらもバス等の交通機関はありません。
そこで僕は2014年カンボジアのシェムリアップからツアーに参加してプレアビヒアを訪れました。
シェムリアップはアンコールワット観光の起点となる非常に小さな町です。シェムリからプレアビヒアまでは近年開通したばかりの新しい道を通って行きます。
現場では多くのカンボジア兵がいました。しかしその兵隊さんたちはパンムンチョン(板門店)と違いとっても気さくな人たちでした。
そこでは一人の兵隊さんが遺跡の敷地内を案内してくれました。そして兵隊さん自慢の武器のコレクションにも触れる事が出来ました。
肝心の遺跡自体はアンコールワットに比べればそれほど大したことないと言った感じでした。しかしプレアビヒアの最大の目玉の崖からの大絶景は最高でした。
ーーーーーーこのあと韓国の非武装地帯に存在する小さな村についてです。つづきをどうぞ
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