7ガラタ地区(金閣湾)
かつて宮殿があった旧市街から金閣湾を挟んで向こう側の地域
今は銀行や官公庁が置かれにぎわっている
1261年 ビザンチンがコンスタンチンノーブルを奪還したころベネチア人が多く暮らしていた
当時 金閣湾に橋はなく旧市街とは隔離された一つの独立した地域であった
またガラタ地区は昔から賑わっていた 特に貿易の窓口としてビザンチン帝国の財政も支えていた。
しかしビザンチン帝国はガラタ地区にベネチア人の商売敵でもあるジュノバ人を入植させジェノバ人の経済特区にした。
実はジュノバ人はビザンツ帝国の財政を追い詰めようとしていた。ビザンツ帝国はガラタ地区をジュノバ人は渡したことで収入の大半を失った。
ジュノバ人はガラタ地区で金や織物 香辛料を扱っていた
特に香辛料はヨーロッパで多くの需要があった
ただ現在 ガラタ地区のジュノバ人の痕跡は ほとんど残っていない
2か所だけジュノバ人が残して建物は残っているものの あまり歓迎されておらず荒れ果てている。
1338年 ビザンツ皇帝の後継者を巡り内乱が発生する
ガラタ地区ではジェノバ人が要塞を作り事実上の独立を果たす
6世紀に建てられた灯台を改装した塔
1338年にレンガ造りの円柱の塔に改築 塔の高さ67メートル 展望台の高さ53メートル
14世紀 ジュノバ人の手によって監視塔となった
その後 牢獄や天文台として使われた てっぺんの とんがり屋根は後から取り付けられた
今は観光用の展望台として使われている 塔の中にはエレベーターも設置されている
塔の上からは金閣湾とイスタンブールの町が一望でき360度 周りの景色を見渡せる
塔の最上階にはレストランやナイトクラブがある
展望台の下ではベリーダンスもみられる 上映終了時間が近づくと上級者のダンサーが登場する。
ダンスとダンスの間にはトルコ版お笑い芸人が登場し腹ダンスを見せてくれる
腹ダンスもまた民族舞踊の一つ トルコ南部の文化
入場料は約600円 最上階はレストランとなっている
1845年に完成した。 ヨーロッパ側の旧市街とアジア側の新市街を結ぶ橋
1912年に上下2階建ての2代目の橋が完成した。
しかし1992年 老朽化した橋は火災により崩壊した。
現在は幅の広い新しい橋が建てられた。
多くの人が橋に上り釣りをしている
海流の影響で魚が集まる場所でもある
あじとボラが釣れる
橋の近くでは名物のサバサンドが売られている
切り込んだパンにサバの塩焼きを挟んだだけのシンプルな食べ物
お好みでレモン汁をかけて食べる
1870年 開通 トンネルの中を走る世界最古のケーブルカー
1459年 メフメト2世により建てられた 金閣湾周辺にあるモスク
屋外にトルコ各地の名所のミニチュアが展示されている
停泊中の揺れる船の中では名物のサバサンドが売られている
船の往来が激しいため揺れ方も大きい
揺れる船の上の鉄板にはサバの切り身がずらりと並べられている
夜も船の中でサバサンドが売られている
屋台船の中ではピクルスジュースも売られている
エミノニュ広場にあるケバブ(肉料理)専門店
<目次>
1イスタンブールの基本&レストラン情報
2アヤソフィア
3ブルーモスク
4トプカプ1(豪華な宮殿の内部)
5トプカプ2(宝物殿とハーレム)
6ドルマバフチェ宮殿とヴァレンス水道橋
7ガラタ地区(金閣湾)
8ボスポラス海峡とテオドシウス大城壁
9イスタンブールの博物館&モスク
10市場(トルコ絨毯)
11イスタンブール郊外
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