3バゲルハット
(新)バゲルハット(バングラ 南部)小さな地方都市〇カンジャハーン廟 〇シャイト ゴンブズ モスジット屋上には77のドーム型の屋根〇ハニーハンター シュンドルボン |
バングラデッシュ南部のバゲルハットは小さな地方都市で歴史的建築物が多く残った世界遺産です。
もともとバゲルハットには多くの仏教徒が住んでいました。12世紀 隣国インドのデリーで初めてのイスラム王朝が誕生します。
15世紀に入るとそのイスラム王朝はバゲルハット(バングラ)を制圧します。そのときマングローブの森を切り開き造られた町が今のバゲルハットでした。
そして王がトルコ又はペルシャ出身のカンジャハーンでした。カンジャハーン王は生涯バゲルハットに360ものモスクを建設したそうです。
その初代王の棺は赤煉瓦で出来た建物のカンジャハーン廟(バゲルハット)の中に安置されています。
そしてシャイト ゴンブズ モスジットはバゲルハットで最初に建てられたモスクです。
その大きさは48×38メートル 高さ9メートルもあり屋上には77もの丸屋根があります。
モスクの塔からはお祈りの際アザーンの声が響きます。そのほかバゲルハットには多くの赤茶げた煉瓦で出来た古いモスクが残ってます。
さらにブリゴアリニ村(シュンドルボン)では黄金色に光り輝く最高級の天然の はちみつが採れるところとして有名です
コリシャの花から採れるその はちみつは一キロ400円と普通の はちみつの倍の値段がします。
毎年 4月からの2か月間だけはちみつをとってもいいことになってますがルールを守らない密漁者も多いとの事です。
解禁日にはマングローブの水辺に手漕ぎボートに乗ったハニーハンターが1400人も集まるそうです。
ハニーハンターがハチの巣を見つけると煙でいぶしてハチを追い払います。その時 絶対にハチは殺さないそうです。
巣が再び再生できるように巣の一部だけを切り取って持ち帰ります。はちみつの巣は5千円になるそうです。その収入だけで家族を2か月間養えるそうです。
マングローブの森にはベンガルトラがいて非常に危険です。そのため ハニーハンターはベンガルトラに襲われないよう船の上で はちみつを絞ります。
そんなハニーハンターの歴史は15世紀のムガール帝国時代に始まったとされてます。
追加情報 バングラデッシュの歴史1
追加情報 バングラデッシュの歴史2
1バングラデッシュの基本情報
2バングラデッシュの年中行事
3バゲルハット
4ダッカ
5ボグラ モハスタン遺跡
6コックスバザール海岸とモエナモティ遺跡
7ラジシャヒ、チッタゴン官区〇船の墓場、ディナジプール、オールドクルーズ
8 追加 チッタゴン
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