8セメンゴ国立公園と オラウータンに関する話題(クチン)
マレー語で森の人と言う意味の動物オラウータンについての話題です。人に最も近い動物 類人猿(大型)は地球上にたった4種類しかいないそうです。
そのうちゴリラ チンパンジー ボノボはアフリカで生息しているのに対してオラウータンだけがボルネオ島とスマトラ島だけに住んでます。(※野生に限る)
彼ら4種の類人猿は もともと同じ生き物から進化した動物だそうです。
ボルネオ島クチン郊外にはセメンゴと言うオラウータンの保護施設があります。
広大な森の中にあるその施設にはオラウータンが自然のまま暮らしています。
ただ保護区内では1日2回 飼育係がオラウータンたちにバナナなどの餌付けを行っています。
その餌付けの時にやって来るオラウータンを一目見ようと多くの観光客が集まってきます。
そんなオラウータンは一日3キロ なんと8000キロカロリーのエサを食べるそうです。バナナ以外に500種類の葉っぱや時に白アリも食べるそうです。
生活の場は高さ20メートルの木の上でめったに地上に降りてくることはないそうです。
木の上に葉っぱで出来たベットを作り睡眠も木の上で行います。雨が降ると大きな葉っぱを雨傘代わりに使います。
オラウータンに天敵はいませんがヘビやトカゲを見ると非常におびえます。
12歳で子供を産み飼育期間は8か月その期間は次の子供を産むことはなく しっかりと子供の面倒を見るそうです。
何とも愛らしいオラウータンですがボスだけは例外で顔じゅうの皮膚が垂れ下がりとても いかつい顔をしています。さらにオラウータンの鼻息は非常に臭いそうです。
皆さんもご承知でしょうが そんなオラウータンは近年 パームヤシ農園の増大や森林伐採の影響で急激に個体数を減らしているそうです。
100年前の10分の1(※又は3分の1)に減少と言われてます。
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