3カッパドキア3(岩窟教会+壁画&鳩の飼育)
岩窟教会 800年前のフレスコ画が残る
洞窟教会(又は岩窟教会)内部には四角い長方形の机と神父が座る石の椅子が置かれていた。
カッパドキア内には全部で200か所以上の岩窟教会があった
洞窟内に描かれたビザンチン帝国時代の壁画を展示
キリストの生涯と新約聖書の一場面が描かれている
キリストの誕生からキリストが十字架にかけられるまでの様子が描かれている
絵の中に描かれたキリストは手に福音書を持っている
光がほとんど入らなかったため壁画の保存状態がいい
最後の晩餐の食卓に出されたのは一匹の魚だった
13世紀に描かれた最後の晩餐 色がそのまま残っている
8世紀ごろから暗闇教会に人が住み始めた。
岩に掘られた聖堂には見事なフレスコ画が飾られている
フレスコ画は12~13世紀に描かれた 一部 異教徒により顔の部分が削り取られている
ビザンチン時代の傑作だがどのように保存するのかが問題となっている
エルナザールとはイスラム教徒が付けた名称で憎しみや よこしまな考えを吹き飛ばすという意味が込められている
聖堂内には8世紀に起こった聖像破壊の様子が見て取れる
60年続いたイコン禁止令 その間 イコンは抽象的にしか描くことができなかった。
岩をくりぬいた質素な教会
壁には12~13世紀に描かれた壁画が残っている
壁画の人物がサンダルを履いていることからサンダル教会と名がついた
聖ゲオルギウスのドラゴン(蛇)退治の様子を描いた壁画
リンゴの木と言う名のついた壁画
暗闇教会の意味
壁画が美しい大きな教会
11世紀に描かれた聖バシリスクの壁画も残っている
バシリスクは貧しい人の為に宿泊施設を作った。
トルコでは少数派のキリスト教徒が住んでいる修道院
かつては多くのギリシャ人が住んでいた。
頭にターバンを巻いたキリスト教徒の壁画が残っている
キリスト教徒がイスラム教徒に弾圧を受けていたころの壁画
偶像崇拝を禁ずるイスラム教徒によって壁画の顔の部分は削り取られている
アンテナのような形をした棒状の岩
人々は鳩と一緒に鳩の巣のような住居に住んでいた。
住居内にたまった鳩のフンはブドウの費用として使われていた。
この地方では昔から鳩を大事にしてきた。
ただ時に鳩を食べることもあった。
3~4世紀に描かれたキリストの絵にも鳩が登場している
(内容=イエスが洗礼を受けた後 一匹の鳩がイエスの頭上に舞い降りた時の様子)
今でも鳩小屋が残っていて そこで採取された鳩のフンを野菜や果物の肥料にして使っている
もともとこの地方は土壌が悪く植物が育ちにくかった。
そのため鳩のフンは農業に大いに役立っている。
農家の火とは言うブドウにしっかり実が付くのも鳩のおかげだと
また鳩のフンは硝酸を多く含んでいるため火薬の材料ともなる。
コウノトリは毎年同じ場所に巣作る
卵を育てたら飛んでい行ってしまう 春になるとまた戻って来る
そのためコウノトリは春を知らせる鳥と言われている
アフリカ方面 又は聖地メッカ(サウジアラビア)方面へ飛びだつため 巡礼をする鳥とも言われている。
羽を広げると2メートル以上ある
食堂やハマムの設備が整った宿泊施設 ラクダをつないでおく場所も備え付けられていた
夜はライトアップされ定期的にコンサートや全長240キロを駆け抜けるマラソン体感が開かれている
人の髪の毛が垂れ下がっている洞窟
数百万人分の女性の髪の毛で出来た髪の毛アート
髪の毛をくれた人に毎年 抽選で10名 無料でカッパドキアに招待している
<目次>
1カッパドキア1(奇岩群+渓谷&女性ミイラ)
2カッパドキア2(地下都市&住居ホテル+陶器)
3カッパドキア3(岩窟教会+壁画&鳩の飼育)
4カッパドキア4(地下ワイナリー&カイセリ+エルジェス山)
5アンカラ(アナトリア高原 トゥズ湖)
6コンヤ(チャタルホユック遺跡)
7アララト山とクルド人問題
8ネムルト山と周辺の遺跡(トルコ東部)
9トラブゾン(スメラ修道院)ボアズカレとエディルネ
10サクランボル(北)とニクサル(東)
11トルコ南部の名所(クズカレスィ カシュ タシュカレ)
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