１１銘酒の郷 赤水と茅台鎮の茅台酒(貴州省)
—————-４赤水(滝 名酒の郷)ー貴州省ー————————-
3メートル以上の滝は4000個あり 滝の都と呼ばれる
(歴史)2000年前の漢の時代 赤水は名酒の地として知られていた。漢の時は船で塩を下ろし酒を積んで帰っていった
白酒30～60度 白酒はコーリャン トウモロコシ サツマイモが主な原料
アジアで2番目の大きさ 76×80メートルの滝 ※ちなみにアジア1位の滝は中国貴州省にある黄果樹瀑布（こうかじゅばくふ)
全長400キロ 長江の支流 川水に赤土が溶け赤色に 夏のみ赤い
丹か地形
直角に切り立った赤岩を落ちる滝
淡いこはく色 口当たりが滑らかで5年以上寝かせる 茅台酒はブランデーやスコッチと同じ蒸留酒
詳しい製造法は国家機密となっている コーリャン高粱(東北地方原産 稲の仲間)を一晩以上水に漬け込む
毎朝3時に仕込み開始 その時間帯が気温と湿度が最も酒造りに適しているから コーリャンを100度で熱する 赤水河の水で冷ます。室内の温度は60～70度になる
温度が下がったら 水を抜き 再び蒸す 午前11時まで続く 7時間かけて作られる アルコール度数は70度
コーリャンを2時間蒸す 小麦から作った酵母を足す 微妙な菌と微生物のバランスが味を変える
壁に生えたコケも酒を寝かせるとき酒の味を変える
ブロック状の酵母を砕いて粉状にする コーリャンにまぜ2～3日放置し発酵させる
発酵池一か月放置する 温度は60度になる 蒸留して水分だけ抜き取る 通常の白酒はここまで
茅台酒はさらにコーリャンを混ぜ発酵と蒸留を3～5回繰り返す。壺に入れ地下で5年から20年寝かす
茅台酒の白いボトルの巨大なオブジェ 国酒 半分以上が偽物
中国政府運営の茅台酒製造工場 ブッシュやプーチンに送った茅台酒が展示されている
周恩来が赤水河から90キロ離れた場所で茅台酒作りの工場を作ったが気候が合わず失敗
——————-５仁壊じんかい(茅台鎮の茅台酒)ー貴州省ー———————————
人口13万 4分の1の人が酒造りに携わる仕事
(さんこう散窖酒)は 数年寝かせた酒 500ml 200～1000円
(老酒)5～10年寝かせた酒 まろやかで口当たりがいい 値段も2倍から3倍する
酒都 名酒の郷 工場が多く 酒タンクの数は1万個
人口7000 30件の酒場がある 酔っ払いが多い 崖に民家が 人々は300～500年前に住み着いた 豆腐と一緒に飲む白酒
1杯2元 レンゲで回し飲み おつまみはなくお茶と一緒に飲む 一度テーブルにつけば知らない人とでも一緒に酒を回し飲みする
最後の1杯を飲み干した人が勘定を払う
村民120人 竹海 竹は水をろ過する竹を通った水は弱酸性となる また竹は日照りが続いても竹林に蓄えられた水で田んぼは潤う
硬水はカルシウム ミネラルが豊富で 酒造りに適している 〇竹ずつ蒸しご飯(中には豚肉の燻製ともち米が入っている)
作り方は竹筒に材料と水を入れ竹の葉でふたをして蒸す 竹筒の器に少しのご飯と白酒を入れて飲む
◎丹霞地形の滝〇恐竜の足跡(赤水河の下流)8千万年前の物 シダ植物が生える熱帯の気候が酒造りに適していた
中国最大のトンガラシ市場 辣椒城 年15億元の売り上げ 年5パーセント増えている トンガラシ農家は稲作の5倍の収入
七星唐辛子 一番辛い 条子唐辛子 一番値段が高い 銃弾頭唐辛子 銃弾のような形
１昆明と石林(雲南省)
２大理(雲南省)
３景洪シーサンパンナ(タイ族園)と怒江(ミャンマー国境ー雲南省ー)
４麗江とロコ湖(雲南省)
５元陽の棚田と羅平の菜の花畑(雲南省)
６香格里拉シャングリラ(チベットの近くー雲南省ー)
７雲南の桃源郷 文山と雲南省の その他の名所
８貴陽と榕江(貴州省の古民家１)
９貴州省の古民家２(小黄、報京、雲峰八要塞)
１０黄果樹瀑布(滝)と茘波カルスト(貴州省)
１１銘酒の郷 赤水と茅台鎮の茅台酒(貴州省)
コメントを残す