4パトナー ~世界初の大学遺跡ほか
((パトナー(東部 中より) ブッタガヤより113キロ 北200キロのところにネパール ジャナクプルがある
仏教遺跡 ナーランダ 紀元前3世紀(又は西暦5~12世紀)の大学跡
2世紀 アショーカ王が最初に仏教を保護した地域 織物が盛んな場所でもある
当時は広さが10キロ 学者や僧侶の数は2000人 生徒は1万人もいた
仏教文化の発展に大きな功績をあげた 7世紀には玄奘三蔵(三蔵法師)もそこで学んだ
しかし12世紀にイスラム教徒の破壊にあい 以降 長い間 土に埋もれていた
大学が消滅してから次第にインド仏教も衰退していった
大学後の遺跡は今 台座しか残っていない
しかし今でも近くに 仏教を信仰する村があり2000人の仏教徒が住んでいる
8世紀後半 パーラ王朝が建てた医者の総合大学 ヴィクラマシーラ大学
当時 1000人の生徒がいた 生徒は医学以外にヒンドゥー教の影響を受けた密教も学んでいた
しかし1203年 イスラム教徒がこの地に侵入し 仏教徒の砦であった この地を徹底的に破壊した
遺跡は1962年 インドの考古学者が発見した その後 20年以上発掘が行われインド仏教の終焉地だということが分かった
まだ一般公開されていないが数多くの小さなストゥーパや彫刻がここで発見されている
それらの遺産は貧しい信者が 乏しいお金をはたいて建てられた
(パトナー博物館) ヤクシー像
(ブッダ スムリティ パーク)
(クムラーハール) 遺跡
(ゴールガル) 頂上まで登ることができる
(1歳になるまで名前がない)
一歳になってやっと赤ちゃんに名前を付ける儀式が行われる
(ラージギル)ブッダガヤから約70キロ郊外
グリッダクータ(ブッタが晩年を過ごした)
ブッタはラージギルの王の支援を得ていくつかの寺を建てる
一万人以上の信者を集めブッタの名誉は高まるばかりであった
<霊鷲山りょうじゅざん>頂上には高さ5メートルの岩があり
ここでは仏教以外にバラモン教もいけ入れさまざまな議論を話し合った場所でもある
この山でブッタは説法(せっぽう=仏教の教えを説いて聞かせる)を行った
さらにブッタはそこで法華経(ほけきょう=経典の一つ)をといだと伝えられている
祭壇が用意されていて仏教徒だけでなくヒンドゥー教徒やジャイナ教徒にとっても聖地
<郊外>
(ケッサリア ストゥーパ kesaria stup)
パトナから約120キロ郊外 ブッダガヤから220キロ郊外
西暦200~700年の間に建てられた 網目模様のストゥーパ
直径123メートル 高さ31メートルの巨大ピラミット型のストゥーパ
あのインドネシア ボルブドゥールに匹敵する大きさ
1998年に本格的な調査が始まった 遺跡の下は まだ発掘されていない
(温泉)
人々は熱い水と言われる温泉で体を清める
(もくじ)
1ダージリン① ~ヒマラヤ山岳鉄道
2ダージリン② ~様々なチベット寺院
3ブッダガヤ ~仏教創成期の遺跡
4パトナー ~世界初の大学遺跡ほか
5ブバネッシュワール+プリー ~ヒンドゥー遺跡
6コヒマ村 ~人の首狩りをしていた村
7コルカタ ~インド第2の都市
8カジランカ国立公園 ~インドサイほか
コメントを残す