6コヒマ村 ~人の首狩りをしていた村
コヒマ村 (東部 バングラの向こう) 山岳地帯の農村 ナガランド州
ちょっと前まで 独立運動が盛んだったため長らくの間 外国人の立ち入りが禁止されていた
棚田の風景が奇麗な所 雨が多く年間降水量は東京の6倍
この地域に住むナガ人とはナガランド州に住む16の民族のことを言う
夫が妻の家に嫁ぐ母系制をとっている 年長女性が一家の長となる
(コヒマ村 旧コヒマ村 首狩り族)
首狩りが行われていた さらに侵略者から街を守るための城壁と城門が今も残っている
首狩りは1971年に禁止されたが それでもまだ行われていた
(戦士) 兜をかぶり あご紐にトラの爪の飾りをいくつかつける
強い毛物から作ったアクセサリーはどれも力の象徴となる
自分で仕留めた動物を使うのが伝統
サイチョウの羽飾りのついた帽子
民家の屋根の上には斧のような飾り物がある
(キケ=うだつ)キケと言う権威を象徴する飾り
日本では〃うだつがあがらない(出世できない貧乏の意味)〃の うだつ はキケから来ているともされている
家の軒先には牛の頭蓋骨 多ければ多いほど裕福だとされる
玄関のところには人の顔の飾りがいくつもある 首狩りをすることにその数が増える
数が多ければ多いほど力の象徴として一家の誇りとなる
首狩りをしたという男性は殺した女性の毛で出来た服を着ていた
女性を殺せば敵の人口を減らせると考えられている
人々は日本人や中国人に似た東洋系の顔をしている
町は迷路のような要塞で出来ている
(大木をそのまま使った楽器)
大勢で たたいて音を出す 昔は音を出して通信を行っていた
戦いに勝った知らせや人が亡くなったときに音が鳴らされた
(生きてるつり橋)
大木に生えている つるを切らずにそのまま編み込んで作られた天然の橋
大木の正体はインドのゴムの木 地上に生えた根を編み込んで作ったもの
橋の長さは30メートルある 白アリ被害もなくメンテナンスの必要もない さらに新たな生きてる橋を建設中
(竹製の雨具)かぶるだけ
(キゲンマ村)
(食事)
米が主食で 市場には納豆も売られている 納豆には赤飯に入っている赤豆を使用 ダチェと言ってお粥にして食べる
ただカレーを食べる習慣はない
そのほかカエルの干物 カマキリの幼虫は生きたまま売られている 蜂(ハチ)や蛾(ガ)の幼虫も
タケノコの漬物はメンマのような味 つけ汁は調味料として使用する
トゥツェと言う飲み物
(ビスマメ村(キサマ村) 60年に一度の祭り ホーンビル祭り)
コヒマの郊外9キロのところにある 家畜を調理し自家製の酒を飲み祭りを祝う
ニワトリは羽のついたまま丸焼きにした後 壺に入れ煮込む
60年に一度の儀式 5キロ先にある大きな石を転がし移動させる
その巨石は村のお守りとなる 戦士の踊り
(相撲に似た競技)
(もくじ)
1ダージリン① ~ヒマラヤ山岳鉄道
2ダージリン② ~様々なチベット寺院
3ブッダガヤ ~仏教創成期の遺跡
4パトナー ~世界初の大学遺跡ほか
5ブバネッシュワール+プリー ~ヒンドゥー遺跡
6コヒマ村 ~人の首狩りをしていた村
7コルカタ ~インド第2の都市
8カジランカ国立公園 ~インドサイほか
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