33年前の日本の科学技術の粋を結集した万博!
つくばの宇宙開発(万博’85)茨城県13 宙に浮いて走る魔法の列車の登場!
今までずっと線路もないのにどうやって列車が走るのかと疑問に思ってました。さらにその列車には車輪(タイヤ)さえもないそうです。
そんな状態でなんと新幹線よりも早い速度450~500キロ近いスピードが出るというから驚きです。そうですそれは電磁石で動くリニアモーターカーでした。
リニアモーターカーの原理は磁石のN極とN極またはS極とS極のように絶対にくっつかない磁石の性質を利用して車体を浮かせます。
さらに浮いた車体と地面に取り付けられた磁石のS極とN極を高速で切り替えることでくっ付いたり離れたりを繰り返しながら前へと進みます。
もちろんリニアに使用される磁石は電気を使った強力な電磁石です。
実は僕は数年前に世界のどこよりも早くリニアの運営に成功した中国上海のリニアモーターカーに乗ったことがあります
上海空港から市内までの距離は約20キロです。しかしリニアが発射すれば10分もかからず〃あっ〃という間に到着です。
揺れは全くなく速度があまりに早すぎるため車窓から景色は何が何だか分かんない状態でした。
一方 1985年に開催された つくば万博で一番人気があったのはHSSTというリニアモーターカーだったそうです。わずか350メートルの距離をゆっくりと走ったそうです。
さすがに31年前なので高速運転と言うわけには行きませんでしたがそれでも磁力で車体が1センチほど浮き上がったそうです。
ーーーこのあと味のあるレトロな感じのトロッコに乗って未来の世界を旅します。
つくばの宇宙開発(万博’85)茨城県14 トロッコに乗っての未来旅行!
’85 当時 世界一の高さ80メートルを超える大観覧車や宙に浮きながら走る未来の列車リニアモーターカーなど つくば万博には夢のような乗り物がいっぱいありました。
そして 最後に紹介する乗り物は時空を超えて未来の世界へと旅をするタイムマシーンです。それでは未来への旅へと出掛けましょう
まずは三菱未来館の入り口でロケットならぬトロッコに乗って宇宙の旅へと出かけます。
途中 鉄で出来た星 岩で出来た星 さらには真っ赤に燃える炎の星 などを いくつかの星を見て回りました。
しかし鉄の星は錆び臭いし砂の星は粉っぽく 全くろくな星はありませんでした。
そんな中 青く透き通った宝石のような水で出来た星を発見しました。そしてその星からは何故か〃おかあちゃん〃の作る懐かしいみそ汁の匂いがしてきました。
そうですその星は間違いなく我々人類の〃ふるさと〃地球でした。
しかしさすがに綺麗な星だけあって宇宙の中でも地球は大人気の星のようでした。そのため宇宙空間では地球に向かう宇宙船の大渋滞が発生してました。
そしてやっとの思いでトロッコは地上に到着しました。しかしその地球の姿はガラリと変わってました。慌ててカレンダーを確認すると年月日は なんと2030年になってました。
たった10分のつもりの宇宙旅行が なんと地球の時間では45年も経ってました。なんとも面白いパビリオンでしたが僕の予想では2030年もそれほど今と変わってないような気がします。
つくば万博が開催された当時は僕はまだ10歳の子供でした。しかしテレビで大々的に宣伝されていた事もありその名前くらいは知ってました。
改めてつくば万博を振り返ってみると素晴らしい祭典であったことが分かりました。それと33年も前に日本の科学技術がこれほどまでに進化していたことに驚きました。
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