つくばの宇宙開発(万博’85)茨城県10 全く人間に負けてないロボットたち
その室内に流れる涼しい滝は まるで観客たちを森のオアシスにいる様な気分にさせてくれます。しばらくするとその滝の前に映像ではない本物の虹が現れました。
すると今度はその様々な色に染まった虹の中からクリスタル色に光り輝く氷の塊が出てきました。
それは暑い夏になんともありがたや かき氷のサービスかと思ったら残念ながらそうではないようでした。
ステージではそのとき2台の腕だけの芸術ロボットが登場してました。そしてその芸術ロボットは目の前の氷の塊めがけて勢いよく水を噴射し始めました。
すると氷の塊からは大量の水しぶきが発生しその氷の塊はみるみるとやせ細って行きました。
しばらくすると作業を終えたロボットの動きがピタリと止まりました。するとそこに現れたのは 何とも見事な氷の彫刻でした。
ただし残念ながらその彫刻が何の形なのかは はっきりとは分かりませんでした。しかし33年前に編み出されたロボットとしてはかなりの上出来でした。
つくば万博には更なる腕だけの芸術ロボットも参加してました。そのロボットは〃チラリと一瞬〃お客さんの顔を見ただけでその顔の特徴を察知します。
するとペンを持ったその絵描きロボットは クルリと半回転し白い紙の上にお客さんの似顔絵を描き始めました。
すると カップ麺と同じ たったの3分間で〃あっ〃という間に似顔絵を描き終えました。さらに絵描きロボットはすっと書き終えた絵をつかみお客さんへと手渡します。
似顔絵を受け取ったお客さんはまるで鏡で自分の顔を見ているようだと大絶賛でした。
最後にお礼の言葉を述べたのは なんと絵描きロボットのほうでした。さらに深々とお辞儀をする とっても礼儀の正しい絵描きロボットでした。
ーーーこのあともロボットの妙技と食に関する科学を紹介します。
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