1基本(歴史&料理&行事)
イギリスとグリーンランドに挟まれた場所に位置する
アイスランドの面積は日本の北海道と四国を足した程度(又は北海道の1.2倍)(アイスランドの面積は日本の3分の1) 国土の8分の1が氷におおわれている
アイスランドもほかの北欧諸国と同じ十字架の国旗を使っている
日本に次ぐ世界で2番目の長寿国(※現在は9位)
土地がやせているため農作物は育たない。国土の80%は植物が育たない土地
そのため人々は渡り鳥を見て季節の移り変わりを知る
漁業も盛んで収穫の90%が輸出に回される 世界的にも豊かな漁場
アイスランド語はヨーロッパの中でも古い言語でバイキングが使っていた言語に似ている
世界一平和な国で殺人事件は年に1回あるかないか程度
新聞の内容は農家の出来事を題材にした内容が多い
誘拐の心配はないため カフェの外にはベビーカーに赤ちゃんを乗せたまま 母親はカフェでコーヒーを飲む
母親の言い分は赤ちゃんに免疫力をつけさせるために日光浴させている
アイスランド人には名字がない
火山と氷河が多いため火と氷の国と言われている
アイスランドは火山が多いため内陸部では 舗装された道路が ほとんどない
1000年間で250回の噴火し(年平均すると4年に1回噴火している)
アイスランドは酪農が盛んで羊は人口の10倍の250万頭いる
ウール製品は簡単に手に入り外国人もよく買っていく
たまに船に羊や牛などの家畜を乗せ草のよく生えた無人島へ放牧しに行く
2か月間 放牧したのち迎えに来る
2000万年前 海の中からアイスランド島が地上に姿を現す。
もともとアイスランド島は海底火山の頂上だった
8世紀 アイスランドの歴史はバイキングの登場から始まる
9世紀(874年) ノルウェーでは国土の統一がなされつつあった
そのとき国王の支配を嫌い自由を求め北欧(ノルウェー)からバイキングがアイスランドへと移り住む
当時アイスランドは誰もが近づけない絶対の孤島(無人島)だった
その無人島だったアイスランドにバイキングは船で家畜の羊を引き連れ上陸する
10世紀 アイスランドの人口は2500人に増える
930年 アイスランドに自由で民主的な国 アルシングが結成される
インゴゥルゴルアルトナルソン(人名)が世界初の民主議会アルシンギを誕生させる
この年から毎年6月に2週間にわたって全島民による議会が開かれた
イギリスよりも300年も早く民主議会が誕生する 議会政治の母とも言われている
国会は大自然の中で行われた。
各地方の代表があるまり話し合った
自然の岩が音響効果を発揮しマイクなしでも声が響いた。だれでも自由に意見が言えた
11世紀 西暦1000年頃 アイスランドの人々がキリスト教を信仰し始める
同時期 レイフ・エリクソン(Leif Eriksonバイキング)と言う人物がコロンブス(イタリア ジェノバ出身)よりも500年も 早くアメリカ大陸に到達している
アイスランドは船で遠くアメリカまで到達し インディアンと交易をしていた。
12~13世紀に書かれた古い書物(歴史書) サガ にはアイスランドに伝わる歴史と伝統について書かれている
子供でも読めるよう簡単に書かれている
13世紀から19世紀(600年間) アイスランドに暗黒時代がやって来る
13世紀 バイキングが作った国はノルウェーに支配される
1262年 アイスランドはノルウェーに占領される
14世紀(1380年) ノルウェー(アイスランド領を含む)はデンマークの属国となり
それに伴いアイスランドはグリーンランド同様 デンマークの領土に組み込まれる
1402年にはペストが大流行する 人口の3分の2にあたる5万人が犠牲となった
1783年 ラキ山が噴火し農作物が育たなくなり 噴火から6年後にフランス革命がおこる
1918年 デンマークはアイスランドとグリーンランドの領土を手にする
のちにグリーンランドはデンマークにとどまり 一方 アイスランドはデンマークから独立した。
19世紀 ヨゥン シグルズ ゾン(人名)が中心となりアイスランドの独立運動がおこる
彼の銅像もたっている
しかし彼は1879年 アイスランドの独立を果たすことなくなくなる
20世紀(1944年) ヨォン シグルズ ゾン(人名)の意思を受け着いた者たちがアイスランドの独立を果たす
1973年 ヘイマン島が大噴火 一度に10か所の噴火により町の半分が破壊された 死傷者は出なかった
1980年 アイスランドに世界初の女性の大統領が誕生する
2008年 リーマンショックの影響を受け アイスランド経済は破綻した。
それまでアイスランドは金融業の発展を目指していたが経済破綻をきっかけに資源開発業にかじを切った。
経済危機ののちアイスランド経済は女性の活躍によりV字回復を遂げた
バイキングの時代 アイスランドは男性は航海に出ていたため家を離れていた その間 女性が仕切り家を守ってきた伝統がある
家を守るイコール 国を守る と言うことで アイスランドでは女性の政治家が有力
現在もアイスランドは女性の活躍が目立つ
2010年 エイヤフィヤトラヨークトル火山 噴火
噴火の影響は25か国にも及んだ
国民の80%がキリスト教徒
アイスランド人はビールが好き アイスランド人はビールにウォッカを入れ飲む
アイスランド人は羊の頭をよく食べる 睾丸(金玉)など羊の様々な部位を保存食に加工する
また よく魚を食べる人も多い
毎日 アザラシを食べる地域もある
半年間発酵させたサメは強烈なにおいがする
小便の様なキツイにおいが特徴
タラの切り身にマッシュルームソースとチーズをたっぷりかけオーブンで焼く
ヨーグルトの一種だが 普通のヨーグルトより粘り気があり脂肪分が少ない
毎年6月にバイキングフェスティバルが開催される
世界10か国からバイキングの祖先が参加し自慢の工芸品を披露する
石の彫刻、火おこしの道具、笛などの楽器等
焼きを入れて作る刀など
6月17日はアイスランドの独立記念日
6月17日はアイスランド独立の立役者 ヨォン シグルズ ゾン(人名)の誕生日でもある
アイスランドでは約1か月近い26日間もクリスマスを行う
アイスランドに伝わるサンタの物語には13人のサンタが順番に山から下りてくる(どれもインチキ臭い顔をしている)
12月12日 まず1人目のサンタが山から下りてくる
バタンサンタはドアを荒っぽくバタンと閉める
盗人サンタは人の家のソーセージを盗む
黒い服を着た魔女のグリーラはサンタたちの母親
黒いごみ袋のような袋を引きずり 悪い子を鍋に入れて食べてしまう
最後の13人目のサンタがクリスマスイブに山から下りてくる
最後のサンタは舐めるのが好きで皿や木などいろいろな物を舐めて帰っていく
洗う前の皿をぺろぺろと舐める卑しいヤツ
25日以降 1人 づつ山へ帰っていく 1月6日 最後のサンタが山へ帰り やっとクリスマスが終了する
この物語はアイスランドにキリスト教が伝わる以前(西暦1000年より前)のバイキングの伝統と合わさり誕生した。
バイキング時代の13人のオバケが いつの間にかサンタとなった。
太陽が一日4時間しか上らない極夜に少しでも気分を明るくしようと考えられた話
またアイスランド同様 バイキングの支配下にあったノルウェーでも同じようなサンタが存在する
極夜の季節は1か月以上太陽が登らないときもある 一方 夏は白夜で1日中 日が沈まない
ミットナイトサン(真夜中の太陽=白夜)とも言う
白夜は6月から始まる
<目次>
1基本(歴史&料理&行事)
2レイキャビック(温泉と地熱発電)
3滝、間欠泉
4流氷(アザラシ クジラ 鳥)
5自然(山 島 岩 )
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