3紀元前316年 マウリア朝(仏教王国)が誕生~仏教文化の飛躍~
紀元前327~325年 アレクサンダー大王(ギリシャ人)のインド遠征
紀元前316年 インド最初の王朝はマウリアだった 最盛期の王はアショーカ王
アショーカ王はインドで初めて全国統一を成し遂げたマウリア朝 三代目の王様
今でもよく漫画や物語に登場する アショーカ王も仏教を信仰しダルマと言う仏教を取り入れた
ダルマの思想は政治思想にも取り入れられた
中国 少林寺の達磨洞やダルマ仏教に関する記事はこちらをどうぞ
アショーカ王の息子の代に仏教の思想はスリランカまで広がる
スリランカは今でも国民の70パーセントが仏教徒と言う仏教国
仏教はスリランカから東南アジアやチベットへと広がった それを南伝仏教と言う
そしてガンダーラ(アフガニスタン)からシルクロードを通って中国や日本に伝わった仏教を北伝仏教(又は大乗仏教)と言う
ガンダーラでギリシャ人が世界で初めて仏像を彫ったとされている
マウリア朝は北から南へ侵攻し 国土を拡大 カリンガ国を制圧
紀元前3世紀 アショーカ王によってインド仏教は国教となった
アショーカ王の即位 8年目のころには
南の先端を除くインド全土とアフガニスタンパキスタン イランまでの領土を占領していた
制服の際 15万の難民と10万の死者を出した
しかしその後の王は制服の時に行った残虐行為を反省し
生き物を大事にし司法に基づいた国づくりを行った インフラ整備も整えられた
紀元前3世紀インド中部にあった国 サータヴァーハナ王朝
王朝はローマとの独占貿易で栄えていた 古代インドの仏教はこの王朝の もとで開けていった
インドからローマへ綿織物や香辛料が送られ その代わりにローマからインドへ多額の金貨が送られた
金貨の表面には当時のローマ皇帝の顔 一方 裏面にはサータヴァーハナ王の顔が彫られていた
それらの金貨はイギリス 大英博物館に展示されている
西暦1~3世紀 ペルシャ系の帝国クシャーナ朝がインド北部を統治するが
<目次>
1 紀元前1500年頃 ペルシャからアーリア人がインドへ
(古代インドで4大宗教が誕生する)
2 紀元前563~483年(ブッダの誕生)
ヒンドゥー教の原型となった宗教〃バラモン教〃について
3 紀元前327~325年 アレクサンダー大王(ギリシャ人)のインド遠征
紀元前316年 インド初の王朝マウリア朝(仏教王国)が誕生する~仏教文化の飛躍~
5 15世紀 大航海時代とともにヨーロッパから白人がインドへ進出!
~北部はイスラムのムガル帝国の大繁栄 一方で南部のヒンドゥー王国は衰退~
6 18世紀 インドで約300年続いたムガル帝国が滅亡
~インドにおいてイギリスの本格的な植民地支配が始まる~
ネパールがイギリスとの戦争に敗れ国土の約3分の1を失う(※現インド北部)
7 19~20世紀 イギリス統治下のインド~格差が生まれ のちにインド独立運動へと発展する
1914年 第一次世界大戦が勃発~多くのインド人がヨーロッパの戦争で亡くなる~
8 20世紀 インド建国の父 マハトマガンジー(非暴力闘争の一環でもある塩の行進)
9 1940年 第二次大戦勃発 またしても多くのインド人がヨーロッパで亡くなる
~しかし 第二次大戦が原因でイギリスは衰退
結果 インドは一つではなく2つの国に分かれて独立を果たす
10 独立後すぐにインドとパキスタンが戦争を始める~ガンジー暗殺事件~
~中国もインドとカシミール地方の領土をめぐり戦争する~
~第三次印パ戦争ののちバングラデシュがパキスタンから独立を果たす~
コメントを残す