1ラマレラ捕鯨(それは漁師が乗った船よりはるかに大きな獲物でした。)
インドネシア レンバタ島ラマレラ村 そこは船とバスを何度も乗り換え いくつもの島を渡り やっとたどり着ける場所にありました。
ラマレラの海岸ではいつでも出航できるよう18層のボートが停泊していました。それらのボートは釘を一本もつかわずに造られた伝統的な木造船です。
ラマレラは毎日 いい天気に恵まれ今日も静かで穏やかな海でした。しかし ある時 突然ラマレラの海に大物が現れたとの一報が入りました。
すると それまで静かだった海が一転 さらに浜で待機していた漁師たちが一斉に駆け出してきました。
漁師たちは一心不乱で砂浜に停泊してあるモーターボートを引っ張り8人1組となり海へと出ます。
途中 時速80~90キロのスピードで泳ぐマグロの群れや大きなマンタ さらにはイルカの群れに出くわします。しかし今回の獲物はそれ以上です。
しばらくボートを走らせると なんと水面に黒い大地が浮き上がってきました。
するとモーターボートに乗った一人の漁師が長さ6~7メートルもあるモリを片手に持ちボートの先端に立ちました。
そして 次の瞬間 漁師はモリを持ったまま海の中へ飛び込みました。
すると ほかの大勢のボートも駆け寄り漁師たちはモリを手にし次々と海へと飛び込みます。
気づくと海は真っ赤に染まり まさに血の海となってました。その後 3時間も獲物との格闘が続きました。
やがて 水面にポカリと獲物の姿が浮かび上がってきました。
その獲物とは漁師が乗ったボートより はるかに大きな〃マッコウクジラ〃でした。
マッコウクジラの大きさは小さいものでも15メートル大きいものになると20メートルにもなるそうです。
上の歯と下の歯は凸凹になっていてデゴブロックのようにガッチリかみ合うようになっているそうです。
そしてそのクジラの歯 一本だけで重さ1キロ(※1リットルの水と同じ)もあるそうです。
またマッコウクジラが黒いクジラに対して白いクジラは鯱しゃちの事を言うそうです。
ちなみにマッコウクジラの好物は深海に住むダイオウイカだそうです。
1ラマレラ捕鯨(それは漁師が乗った船より
はるかに大きな獲物でした。)
2クジラの解体(地面を切り裂くように行われる)
3ラマレラ(海の幸と山の幸との物々交換)
4ラマレラ(モリ打ち名人フェニックスさんに会う)
5コモドドラゴン(恐竜の生き残りと言われる生物)
6コモドドラゴンの生態について
(全長3メートル 体重 100キロの巨大トカゲ)
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