6スラウェシ島の恐怖の市場〃トモホン市場〃ほかスラウェシの野生動物について
インドネシア スラウェシ島の北部に位置するマナド(メナド)はキリスト教徒が多く欧米人との混血も多いそうです。さらに日本人の血を引く市民もいるそうです。
メナド市内にあるトモホン市場には真っ黒こげになった犬が何匹も吊るされてました。さらに毛布のように大きな大蛇まで売られてました。
一番多く売られていたのが黒い蝙蝠でした。自慢じゃないけど僕はそこで蝙蝠のカレーを食べました。見た目はもちろん味も最悪でした。
でもいい土産話にはなりました。
そのほかメナドには日本へ輸出される鰹節工場もあるそうです。海外から日本へ輸出される鰹節のうち4%がインドネシア産だそうです。
また漁師が一人乗りの小舟に乗り凧揚げをしながら魚を釣るラヤンラヤンと言う漁はこの地方の名物となってます。
さらにマナド郊外にあるタンココ自然保護区はサイチョウが好むイチジクの木が多く そのため世界で最もサイチョウの生息密度が高い場所だそうです。
そのサイチョウはオウムのように大きなくちばしを持った珍しい鳥で一日37キロも移動するためイチジクの種を遠くまで運ぶ役割を持ってます。
僕はマレーシアのクアンタンで偶然 天然のサイチョウを見ました。クアンタンは あのウミガメの産卵に立ち会った場所です。(その記事はこちらへ)
タンココ自然保護区にはサイチョウ以外にもスラウェシメガネザルもいます。
スラウェシのメガネザルはタルシウムとも言います。 重さは たったの120グラムで身長は14センチ ただ尾だけは身長の2倍の長さがあります。
手の先端が丸くなっていて物をつかみやすくなってます。また木に飛び移る際も その手が役立っているそうです。
メガネザルは顔の半分以上がガラス玉のような大きな目で出来てます。
その大きな目は人間とは逆で昼間は明るすぎて ほとんど見えないそうですが夜になると真っ暗になり辺りがハッキリと見えるようになるそうです。
メガネザルのその大きなレンズで出来た目は重すぎるため眼球を動かすことはできないそうです。そのため周りを見渡すときは首がぐるりと180度回転します。
ちなみに僕はそのメガネザルをフィリピンのセブ島で見てきました。
そしてスラウェシ島のスラヤール島では あの人魚伝説のモデルにもなった野生のジュゴンが見られる場所として人気の観光地になってます。
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6スラウェシ島の恐怖の市場〃トモホン市場〃
ほかスラウェシの野生動物について
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