(国会議事堂10)スイートルームのような休憩室!
普段 食べ慣れてない高価な食事をすると〃しゃっくり〃が止まらなくなるとか煌(きら)びやかな物を見過ぎると目が眩(くら)むとか言うのは全部本当でした。
その日 僕は豪華過ぎるほど豪華な物を見てしまい〃ため息〃が停まらなくなりました。しかし僕はそれほど身分が高くないので悪までもテレビで天皇の休憩室を見た時の印象です。
天井から壁に至るまで総ヒノキ造りの本うるし塗です。漆を塗る事で黒真珠のような美しさと木の強度が増します
部屋中に見られる美しい刺繍には奈良平安や安土桃山と言った時代(※千年以上前)の仏教世界が描かれてます。
天井から降って来そうなほど大きな白い塊(かたまり)は水晶で出来たシャンデリア(西洋風の豪華な照明)です。
部屋に出入り口にはずっしりと重い扉はホトトギスと言う一枚岩となる大きな大理石から出来てます。そしてその扉には唐草模様(からくさ)と花瓶の彫刻が施(ほど)こされています。
そして政治の安定をもたらすと言われる2匹の鳳凰(ほうおう)が拝む先には菊の紋章(パスポートの表(おもて)表紙のマーク)の彫刻がありました。
部屋のトイレは もちろん天皇陛下専用となってます。和式と洋式の2種類のトイレが用意され陛下のその日の気分で使い分けが出来るようになってます。
今はその部屋(※豪華な休憩所)からはビルしか見えませんが出来たばかりの頃は富士山が見えたそうです。
また天皇陛下の椅子にはL字の金具がついてますがこれは先代の陛下が軍服で御休所(休憩室)を訪れた際 帽子をその金具に掛けていたそうです。
そして国会の開会式のときには議長や副議長(※偉い人)が天皇陛下を拝(おが)むためにその休憩所を訪れるそうです。
そのほか議事堂内には貴族室と言う貴族の休憩所もありますがそこもため息の止まらない素晴らしい部屋になってます。
まるでそこは宝石箱の中に閉じ込められ監禁されたときのような気分でした。
残念ながら今現在 日本がこんなに民主国家になったにもかかわわずこれらの部屋は まだ一般公開されてないようです。
————————-このあと 国会レストランで豪華な国会弁当をいただきます。つづきをどうぞ
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