草津温泉(群馬)２ 寒い日に出会った癒しの湯気！！

ある冬の日のこと透き通った空に透き通った空気それはそれは非常に清々しい天気でした。しかしその日は特別 寒くもありました。
吐く息は白くその綿菓子の用な息の塊(かたまり)が次第次第に大きくなり気づくと体全体を覆ってました。そのときそこに発生していたのは　なんと氷点下の霧でした。

するとさっきまでの透明で澄んだ空気が一気に白く濁り出しました。そのとき僕は知らぬ間に深い霧の中へと迷い込んでしまいました。
そして極寒地獄に突入した僕はとうとう体中が〃ブルブル〃と小刻みに震え出しました。さらに寒さで脳をやられてしまった僕は ついに幻覚(げんかく)を見出してしまいます。

すると目の前の冷たい霧が次第次第に暖かい湯気へと変わって行きました。しかもその湯気はあの人々を暖かく迎えてくれる草津温泉の湯気でした。
そして〃パッ〃と目が覚めた僕はそれが幻覚でなかった事に始めて気づきました。そしてその温かさは来客に対する〃おもてなし〃のようでもありました。

そして早速　靴と靴下を脱ぎ草津温泉街の湯畑の横にある公共の足湯に入る事にしました。そのときは心の氷が解けるような気分で十分に癒されました。

日が暮れるとますます冷え込みが厳しくなります。すると冷えた体を温めようと多くの温泉客が草津に訪れます。
そして夜になっても来客の流れは途切れる事はありませんでした。さらに温泉街に点灯した照明(光)がモクモクと立ち込める湯気に溶け込み幻想的な世界を作り出してました。

ーーーーこのあと〃どっこいしょちょいなちょいな〃の歌声の〃湯もみショー〃に出くわします。

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