(南千住<下町>3)段ボールとお菓子で出来た夢の城
テスト
背の高い自販機の隙間をくぐり抜け そしてガラスで出来た引き戸を引き中へ入るとそこは薄暗く狭い空間がありました。
しかしどことなく昔懐かしの雰囲気が漂ってました。そこは棚から壁と足元に至るまで細かい駄菓子(だがし)が ぎっしりと詰め込まれた〃駄菓子屋さん〃でした。
1980年代(約30年前)僕が小学生だった頃よくこのような駄菓子屋さんに通いました。
当時 駄菓子屋の入口のところに山積みになっていたのは電話帳のように厚みのある雑誌〃週刊少年ジャンプ〃でした。
何故か書店より駄菓子屋のほうが数日 早く店頭に並んでました。子供のころ170円の小銭を握りしめながら自転車に乗りよく駄菓子屋にジャンプ(雑誌)を買いに行ってました。
店に着くと店のおばちゃんは奥で何やら作業をしてました。そこで僕は高く積まれたジャンプ(雑誌)を真ん中から引き抜きました。
なぜなら一番上は〃しわくちゃ〃になっていることが多いからです。
しかし店の おばちゃんは一番上の〃シワシワ〃のジャンプを僕に買わせたかったようで偉く叱(しか)られた事を覚えてます。
そんな昭和の風情が残る昔 懐かしの駄菓子屋さんが今もまだ東京の南千住の下町に残っていました。
ーーーーーこのあと懐かしの駄菓子が次々と登場して来ます。つづきをどうぞ
コメントを残す