3モルドバの首都 キシナウ
キシエフはちょうど国の真ん中らへんに位置する 首都なのに のどかで治安もいい
独立から もうすでに30年近くたつが今なお ソ連統治時代の社会主義の面影が多く残っている
毎年10月のブドウの収穫時期に キシノフ ワインフェスティバル(ワイン飲み放題!※一部有料)が開催される 54の会社が参加し10万人の来客がある
期間中の2か月間 ビザが免除され 世界70か国から人が集まる 多くのモルドバワインが売れる 民族音楽の演奏や踊りが披露される
祭りが終わること秋の収穫時期も終わり冬が来る
旧ソ連時代に設置された自販機の前には店員が座っている その自販機はモルドバの硬貨が使えないため自販機の前の店員が両替を行っている
飲み物はアルミ缶ではなくガラスのコップに注がれる また自販機には自動でコップを洗ってくれる機能がついている
メロン水に黒パンのクアスと水の3種類 値段は10円から20円程度
(ワイン蔵=Milestii Miciミレシティ ミチ)
巨大ワイン蔵はキシナウから南西へ20キロ行ったところミレスチ ミールある この地方は温暖で夏は長く冬は短い
古代の城をイメージした世界でもまれなワインの複合施設でもある
16世紀から続くモルドバ最大のワインメーカー ミレストミーチ社の建物
地下30~80メートルのところに総延長は60~200キロの広大なワインの貯蔵所が置かれている
2000万リットルのワインを貯蔵している 使われなくなった石切り場を利用して作られた貯蔵所
地下は温度と湿度が一定の為 ワインを保存するのに最適 50年前から貯蔵庫として利用されている
地下の敷地内には巨大な隠し扉が設置してある その扉はソ連時代ゴルバチョフが発令した禁酒法の時に使われた
奥にはビンテージ物のワインが隠されており 今は英国王室御用達の貯蔵庫なっている
1988年製の3種のブドウから作られた赤のドライワインが最も質がいいとされている
見学ツアーでは地下の敷地内を自動車を使って移動する
19世紀にギリシャ人によって建てられたロシア正教会 ソ連時代 一時 教会の使用を禁止されていた
キシナウから約40キロ行った郊外にモルドバ正教会がある
14世紀トルコのタッシリアから逃れてきたモルドバ人によって丘の斜面に建てられた小さな教会
作りがトルコのカッパドキアに似ているためトルコに住んでいたモルドバ人がモルドバ正教に改宗して作ったとされている
19世紀 帝政ロシア時代の建物
19世紀 オスマン軍に勝利した祝いとし帝政ロシアが建てた門
1991年 モルドバと一緒にソ連から独立を果たした国だが国際的には認証されていない
ソビエトと同じ国旗を使用している
モルドバとは別に大統領もいて 独自の通貨を持っている 独立当初は治安が悪かったが今は安定している
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3モルドバの首都 キシナウ
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