アジア最後の国 モルティブ共和国 別名 真珠の首飾り
(基本情報)
モルティブは赤道付近の北半球に位置するが 赤道を超え南下すると南極まで一つも国がない
モルティブは1200個もの小さな島々からなる国 国土の99%が海 残りの1パーセントが陸地
周りを海に囲まれた輪ゴムのような形の国 国の周りと国の真ん中(中央)の大部分が海
陸地の合計面積は佐渡ヶ島の3分の1 人口は33万8千人 国教はイスラム教
公用語はディベヒ語だが英語もよく通じる
水問題が深刻
シャワーの蛇口は2つあり 一つは海水 無料 もう一方は真水 高額 真水が最も貴重
東京の場合4人家族の水道代が7000円なのに対してモルティブは15000円もかかる
宿泊費は1泊12万円 船の中での宿泊も可能 それでも1泊5000円もする モルティブへは 年 50万の人が訪れる
(海底レストラン)全面ガラス張り
(モルティブの島々)
空港の島 ゴミ処理の島 無人島 リゾートの島 魚加工の島 刑務所の島 など島ごとに使い分けている
(歴史)
モルティブ人の先祖は紀元前5世紀頃 南インドやスリランカから来た
6世紀頃 スリランカから仏教が伝わった 当時は仏教徒が多かった 今でも博物館にサンゴで作られた当時の仏像が残っている
様々な人種からなる仏像 髭を生やしたポリネシア(ハワイ)人 その髭の下から牙を生やした仏像など
ヨーロピアン(白人)風の仏像 仏教遺跡からローマのコインまで出土している
しかし 12世紀 海のシルクロードがモルティブにイスラム教を広めた
船に乗ったアラブ人がモルティブにイスラム教徒を広げたとされている 現在では ほぼ100%のモルティブ人がイスラム教徒
モルティブの基本情報と歴史 に関するさらに詳しい情報は こちらをご覧下さい。
(キハダマグロ)高級魚 日本では1匹 1万円を超える モルティブでは2000円程度 ちなみにアジは1匹20円でカツオは1匹200円
またドンヌーマス(魚)はフライにして食べるとおいしい
フラー島 カツオ漁の島
竹竿を使った鰹の一本釣り 2~3時間で1000匹以上釣れることも珍しくない
あえて一本釣りをすることで大きなカツオだけを釣り上げることが出来る
モルティブは一年中鰹が捕れカツオの宝庫とも言われている 長いときは3週間続けて漁に出てずっと船の中で暮らすこともある
漁に出ても船の中ではイスラムの礼拝は忘れない
1匹 25円でさばいてもらえる 魚おろしの達人はカツオなら2分 大きなマグロでも5分でおろす
日本の場合 大きな魚を下ろすときは日本刀のような大きな刀(刃物)を使うがモルティブでは包丁だけでおろす
モルティブの漁業&飲食 に関するさらに詳しい情報は こちらをご覧下さい。
首都の島 マーレ |
モルティブの首都 国のほぼ中央にある 周囲4キロの島で
大きさは東京の皇居より少し大きめ ちょうど東京ディズニーランドと同じ大きさ 島一周 車で15分でまわれる
モルティブの全人口28万のうち4分の1(全体の40%)にあたる7万人が首都マーレに暮らしている
マーレは人口密度は東京の4倍もあり 世界一の人口密度となっている この20年で人口密度が倍になり深刻な住宅不足を抱えている
一応 住居を立てに高く増築することで住宅不足を解消している 土地が足りなく不動産業が成り立たない
さらに近年 地球温暖化による海面上昇とサンゴの白化現象が深刻な問題となっている 砂浜が年々海水により削られている
地球の気温が2度上昇すればモルティブは海に水没するとされている
ジャーナリスト出身の若干43歳のモルティブ大統領は この問題を深刻に受け止め 国家移住計画を打ち出している
アッドゥかんしょう マレに次いで2番目の人口 約3万人 |
塗装道路があるのはマレと ここだけ 第2次大戦時 イギリスの基地がおかれた
かんしょうのあちこちに今もその名残が残っている
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