水戸納豆5(茨木県)〃わら〃の秘密と手作り納豆
水戸納豆が納豆の発症ではないことが分かったところで改めて水戸納豆がどのようにして有名になったのかをお伝えします。
今から100年前の明治時代 茨城県の水戸で鉄道が開通しそのお土産物として納豆を販売した事が きっかけとなり水戸納豆は有名になったそうです。
その水戸納豆の中でも最も有名なのは天狗納豆だそうです。天狗納豆は歴史があり水戸に来た多くの観光客がその天狗納豆を買っていくそうです。
さて これからは伝統的な手作り納豆の作り方について説明します。
秋から冬にかけて収穫が終わった田んぼでつるしかけられているのが〃ふさふさ〃の藁(わら)です。その〃わら〃の中には数多くの細菌が住んでます。
しかし〃わら〃が天日に干される事により紫外線と乾燥によりほとんどの細菌は死滅してしまうそうです。
その中に一種類の細菌だけが元気に生き残ります。それが驚異の生命力を持ったあの納豆菌です。納豆菌は〃わら〃の中でしばし煮豆がやって来るのを待ちます。
わらの準備が完了したところで家に戻り一晩水に漬けた大豆を鍋で煮込むか または蒸し器で蒸すなどして煮豆を作って行きます。
煮立った煮豆は納豆菌が待っている〃わら〃の中へと投入します。すると〃わら〃の中では納豆菌が酵素を出し一晩かけて煮豆を糸引き納豆へと変えて行きます。
また海外でも日本から輸入された冷凍 納豆が売ってます。ただ値段が日本で買う時より2~3倍 高くなります。
そのため海外で暮らす日本人は自分で作った煮豆の中に買って来た納豆を入れて納豆菌の増殖と醗酵により自家製納豆を作っているそうです。
そのときの納豆菌は冷凍されてもまだ生きているそうです。ただ発酵には温度管理(30~40度)と適度な湿度が必要となります。
ーーーーーこのあと納豆の健康効果についてです。
つづきをどうぞ
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