日光東照宮(栃木県)13 赤さびたオシャレな灯篭!
テスト
日光東照宮には名だたる戦国武将から奉納(ほうのう=プレゼント)された物がたくさんあります。
陽明門から石段を下ったところに灯篭(とうろう)が幾つも並んで立ってました。その中で2つだけ赤さびた鉄で出来た灯篭がありました。
いったいどこの武将がそんな錆びた灯篭を奉納(プレゼント)したのだと思いそこに書いてあった名前を確かめました。
するとそこには なんとあの独眼竜で有名な〃伊達政宗〃の名前が書かれてました。その名前を見ただけで何だかその錆びた灯台がオシャレでカッコよく見えて来ました。
それもそのはず その灯篭は わざわざ遠くポルトガルから取り寄せた鉄を使用して造られていました。
しかも鉄製の灯篭が完成したばかりの頃はピッカピッカに光り輝いていたそうです。
さらに江戸時代の灯篭は石造りの物が一般的で鉄製の灯篭はとても珍しかったそうです。
正宗はそれを奉納することで西洋列強とのつながりの強さ世に見せつけたかったとも言われてます。
ちなみにその反対側は薩摩藩の しまず家久が奉納した青銅製の錆びてない灯篭が立ってました。
そして灯篭のすぐ近くには大きな鳥かごのような回転燭台(しょくだい)ありました。(※燭台とは灯りをともす道具の一種です。)
こちらはオランダから奉納されたそうです。ろうそくに灯りをともすと自然に回転するという優れ物の道具でした。
しかしその燭台(しょくだい)には一つ欠点がありました。それは なんとあの徳川家の家紋 三つ葉葵(あおい)が あろうことか逆さまになってました。
実はその〃逆さ家紋〃はオランダの職人が間違えて反対につけてしまったとの事でした。
ーーーーーこのあと猫とスズメのあの平和な彫刻についてです。
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