4バラナシ②~ベナレスの歴史 経緯~イギリス統治時代の対立
ベナレスは3000年前から聖地だった場所 ガンジスの中流 町は火葬場を囲むように作られた
しかしイスラムを信仰するムガル帝国時代 破壊が進み
現在のバラナシは18世紀 ムガル帝国が衰退したころワラナシの藩王が実権をとり再建したもの
バラナシには大小合わせて4千もの寺がある
(ガンジス川の水が入った缶詰のお土産)
ガンジスの水が壺型の缶詰になって売っている 一つ30円 路上散髪 20ルピー約30~50円
地元の人の ほとんどがよそから来た人を受け入れる仕事についている
雨期には町は水が漬かる 川岸にはインド各地のマハラジャが建てた寺院や館がある
ガンジスの流れはベナレスのところで一旦 北の方へと方向を変える
学校では子供が古代インドのサンスクリット語を学ぶ
(バラナシ駅) 夜 列車は4時間遅れでバラナシに到着 列車を下りると駅では多くの人が床に毛布を引き寝ている
ホームには人が集まりまるで市場のよう
待ち時間を利用して踊りが始まる 列車は4時間遅れてやっと出発
(イギリス人との衝突の歴史)
19世紀のイギリス統治時代にはヒンドゥー教を受け入れないイギリス人との衝突もあった
当時 白人たちにとっては川沿いで行われていた火葬は不気味で気持ち悪かった
イギリス人 行政官は町の中心に火葬場があるのは公衆衛生上よくないとし郊外へ移すよう命令した
さらに原始的な火葬場をやめ近代的な設備のある火葬場にするように勧めた
論争は30年間続いたが 結局最後はイギリス人側が折れ 一応 伝統は守られる形となった
<もくじ>
1デリー①~基本情報(ヒンドゥーイスラムが混合した多宗教都市)
2デリー②~ニューデリー(ヒンドゥー+仏教+イスラム文化)
<イスラム編より>デリー③~オールドデリー
(ムガル帝国時代のイスラム文化が強い)
3バラナシ①~朝日を浴びながらの沐浴
4バラナシ②~ベナレスの歴史 経緯~イギリス統治時代の対立
5バラナシ③~火葬場 マニカルニカー・ ガート
6バラナシ④~解脱(げだつ=永遠に生まれ変わる事のない)館
7バラナシ⑤~全部で全部で84か所ある沐浴所
~イスラム教徒の祭典 マグメラ
8バラナシ⑥~夜の儀式 アールティ aarti プージャー
9バラナシ⑦~90キロを歩く巡礼と その他のヒンドゥー寺院
<仏教編より>バラナシ⑧~サールナート仏教遺跡
その他の仏教寺院
10アラハバード(祭り)マーグ・メーラ クンブ メーラ
11ハリドワール(ジャイナ教の聖地)
12リシケシュ(ヨガの聖地)
13ナンダデヴィ国立公園(ヒマラヤの花の楽園)
14チャンバとマナリー(古い木造建築)
15キラ ライプール(大運動会)
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