３レー(ラダック)③～チベット系遊牧民の生活とヒマラヤに住む動物たち

（チベット歴の大晦日）
人の背丈より長いラッパがふけれる　仮面舞踊も行われる　108つの明かりをともす

小麦粉をこね羊の形にし棚の上に並べる

（マニ石　細かい石を取り付けた帽子）
既婚者は青い石がいくつもついた帽子をかぶる

　巨石信仰　高さ25メートル　磨崖寺　（詳しい場所は不明）

（オールド　レー）

（チベット系遊牧民のチャンパ族）電気水道なし　天空の砂漠と言われる場所で暮らしている

馬に　たくさんの羊の子供が入った袋を背負わせ移動する

馬が先頭となり　子羊の鳴き声を聞き馬の後から羊がついてくる　その方法で羊がはぐれることはない

<バター作り>羊の乳しぼりは女性の仕事　一方　羊に草を食べさせるのは男の仕事

ヤギの皮で出来た袋にミルクを入れ空気を入れ膨らませる

入り口をしっかり閉め3時間混ぜ続ける　無塩バターの完成

8月　動物や物の交換が行われる　多くの商人が集まり高級羊毛のカシミヤもここで取引される

寒い冬を越すための保存食もこのころ作られる　　血と大麦を混ぜ腸に詰め込み入れ羊肉ソーセージを作る　

（ピャン村）レー郊外　電機はあるが水道がない　高台からは旧市街地が一望できる

500～600年前のお堂(グル　ラカン)や壁画を修復している日本人がいる

（野生動物）ルンバック村

<オオカミ>
野生の狼が生息している　

オオカミは時に家畜を襲うので退治される

穴の中におとりの羊を一匹いれ　その中にオオカミをおびき寄せる

翌日　穴に落ちたオオカミは脱出できない　人々は上から投石をしオオカミを殺す

<ヒゲワシ>
ヒゲワシは羽を広げると3メートルもある

ヒゲワシはヤクの肉だけでなく骨まで食べる　骨をも溶かす強い酸性の消化液を持っている

<ブルーシープ>
標高5000メートルの岸壁に暮らすブルーシープ

ブルーシープはヤギや羊の仲間　オスは体長2メートル　頭の角は60センチにもなる

太くて短い足はバランスがよく重心を低くするのに最適

蹄（ひづめ）はゴムのように柔らかい

赤血球が少ないため酸素が少ない場所でも自由に動き回れる

冬　メスをめぐってオス同士の戦いが繰り広げられる

<野生のロバ　キャング>
5月　季節は春　キャングは食欲旺盛であたりの草を根こそぎ食い荒らしてしまう

そのため人々は馬を使いキャングを追い払う　時に数十キロ離れた中国国境まで追い払うこともある

<ユキヒョウ>
ユキヒョウの数はわずか5000頭

<ヤク>
ヤク　重さ250キロ

（岩肌にへばりつくようにして建つ僧院）

<もくじ>
１レー(ラダック)①　　～様々なゴンパ(チベット寺院)前編
２レー(ラダック)②～様々なゴンパ(チベット寺院)後編
３レー(ラダック)③～チベット系遊牧民の生活とヒマラヤに住む動物たち
４シムラー　チャンディーガル(カルカ・シムラ　山岳鉄道)
５カザとスピティ谷　プラデーシュ州
６ダラムサラ(チベット暫定政府の本拠地)
７ヌブラ渓谷(チベット寺院に温泉)
８クシナガル(ブッダ終焉の地)
９①レコンピオとキナウル谷②パンゴン　ツォ③パダム(谷と湖)
10①ウッタランチャル②サヘート・マヘート③サーンカーシャ　
11バラナシ⑧～サールナート仏教遺跡　その他の仏教寺院