(北朝鮮旅行２)韓国人も絶賛する！金剛山クンガンサン！！

韓国人がそれぞれに口にする死ぬまで或(ある)いは南北統一が実現したら一度は登ってみたい山それが〃金剛山クンガンサン〃です。

今からおよそ100年前の日本統治時代にはクンガンサン(金剛山)のふもとまで線路がひかれ列車が走っていたそうです。
日本式(和式)や朝鮮式の旅館も多く建てられ夏は登山　冬はスキー温泉と四季を問わず多くの観光客で賑わっていたそうです。

クンガンサンは１内金剛(ネクムガン)２外金剛(ウェクムガン)３海金剛(ヘクムガン)の3つの地域に分かれてます。
観光ツアーでは主にコースに含まれているのは２と３のウェクムガン(外金剛)とヘクムガン(海金剛)の一部です。しかし１のネクムガン(内金剛)がコースに含まれる場合もあるそうです。

昔からその山には寺や石塔　石仏が多くありましたが　しかし今から65年前の朝鮮戦争の時にそれらの文化財はほとんど破壊されてしまいました。
朝鮮戦争の停戦後はイルソン(建国者)とジョンイル(2代目)の親子が岩に文字を掘るなどして今でも環境破壊が続いてます。

ジョンイル(2代目)が50歳になったとき誕生日の記念だと言って岩に文字を掘りました。そのときに刻まれた文字は　なんと彼の息子ジョンウン(3代目)をほめちぎった内容でした。

さらにその山は韓国と北朝鮮の目と鼻の先38度線国境(※軍事境界線)の比較的に近い所にあります。
以前は韓国からもツアーが出ていて料金は6万円と距離の事を考えると高額ですが多くの韓国人が参加していたそうです。

しかし2008年にツアーに参加していた韓国人の女性が海岸沿いを歩いていたところ突然　北朝鮮兵に射殺される事件が発生しました。
それ以降ツアーは中止になり今も韓国からの金剛山〃クンガンサン〃ツアーは行われてないようです。

こんな綺麗な山でそんな悲しい出来事があったとは知りませんでした。　

ーーーーーこのあとあのジョンイル(2代目)が神秘的に誕生したとされる白頭山(ペットゥサン)についてです。つづきをどうぞ