(小笠原諸島11)〃硫黄島大決戦-5-〃アメリカ軍地面との戦い
テスト
硫黄島に上陸したアメリカ兵にとってそこはあたり一面何にもない もぬけの殻のように見えました。
このときアメリカ兵の中には日本兵はもう既に この島から逃げだしたと思っている人もいました。すると 次の瞬間 アメリカ兵の足元から空に向かって弾丸が飛び出してきました。
そして 遠くの方でも拳銃の音が聞こえたのと同時に地面から煙が立ってました。アメリカ兵はすぐ敵が地面の中に潜んでいると察知しました。
そしてすぐ穴に向かって攻撃を仕掛けます。こっちの穴を始末したら今度はあっちの穴とその戦いはまさに地面との戦いでした。
その地面との戦いに さすがのアメリカ軍も相当苦戦した様子でした。そんな時 更なる不運が重なります。どこからともなくやって来た炎が山火事を引き起こしました。
しかし物資の豊富なアメリカ軍は消防隊まで準備していました。そしてホースを担いだ消防士が山火事めがけて放水を開始しました。
すると なんと あろうことか山火事はますます拡大してきました。実はそのホースから出ていたのは水ではなく なんとガソリンでした。
そしてそれはアメリカ軍の新兵器 火炎放射器でした。すると さすがにその攻撃に観念したのか穴の中からは次々と両手を挙げた兵士が出てきました。
しかしあの根性を鍛(きた)えられた日本兵があんなにあっさりと降参するとはそれはとても信じられない光景でした。
ーーーこのあと日本兵はあっさり降参してしまうのか?それとも万歳突撃(※自爆攻撃)がさく裂するか?つづきをどうぞ
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