(小笠原諸島12)〃硫黄島大決戦-6-〃隣国の戦友に感謝の気持ち!
テスト
アメリカ軍の容赦ない火炎放射器の攻撃によりついに観念(かんねん)した日本兵が穴の中から次々と出て来ました。しかも彼らの表情はアメリカ軍を歓迎するかのような笑顔でした
それを見たとき古代から数千年と長く続いて来た日本の歴史もついに滅びる時がやって来たと感じました。
しかし彼らの会話をよーく聞いてみると何やら小声で〃スムニダハムニダ〃と言ってました。スムニダハムニダと言えばその言語は やっぱりそうでした。
それは日本人ではなく朝鮮人でした。ただし当時は日本の統治下にあった朝鮮半島の人も日本人でした。しかし僕は彼らの選択は正しかったと思います。
それはこの後 硫黄島で起こる日本兵の悲惨(ひさん)な惨状(さんじょう)を見れば一目瞭然(いちもくりょうぜん)でした。
僕はあえてその朝鮮人の方々に日本のために戦ってくれて〃ありがとう〃と言いたいです。
一方その頃 穴の中の日本人は灼熱地獄(しゃくねつじごく)と戦ってました。しかし一向に姿を現さない日本兵にアメリカ兵は不気味でしょうがありませんでした。
サイパンやグアムの戦いでは もうとっくに日本兵による万歳突撃が行われているところでした。
万歳突撃とは万歳と叫びながら敵のほうに向かって爆弾を爆発させる いわゆる自爆攻撃の一つです
アメリカ軍の上陸から4日後 苦戦に苦戦を重ねたのち ついにアメリカ軍の兵士は〃すり鉢山〃の頂上に登りそこへ星条旗(アメリカ国旗)をたてました。
ーーーーーーーーこのあと 日本が最も恐れていた事が起きてしまいます。つづきをどうぞ
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