1オマーンの基本情報
女性は全身黒のアバイ 男性は全身真っ白のダシュダシャを着ている 肩の所にはファラーハと言う筆のようなフサフサがついている
そのフサフサには一人一人違う香りがついている
オマーンではイスラム諸国では珍しく 比較的女性の地位が高い
治安は良好 ただ公共の場での喫煙と飲食は禁止されている
GDPの半分が石油による儲け 日本へも多くの石油を輸出している
石油の次に多い輸出品はインゲン豆 日本国内のインゲンの実に9割がオマーン産
1970年代 解放戦線が独立を目指すが国王により鎮圧される鎖国状態が続く また南北に分かれ衝突を繰り返してい来た
翌年(1971年) 英国支配から独立しオマーン国を建国する
面積は日本の85% 人口は440万人 うち7割がアラブ人 イスラム イバート派が全体の8割
国土のほとんどが砂漠(国土の8割) とくに北部は岩で覆われている
岩山の向こうには緑の森が広がっている 気温38~44度 年間降水量は東京の15分の1となる年100ミリ
砂漠も多いが緑も多い国でもある
4カ国(サウジ オマーン アラブ首長国 イエメン)にまたがる広大な砂漠
近年 近代化が進み 船は木製からファイバーグラス制に漁民も地元の人ではなくバングラデシュ人など出稼ぎ労働者のが行う またバングラデシュからの出稼ぎ労働者が増えている
近年 オマール人はきつい仕事はしない
マジリスは客人をもてなす応接間 絨毯がひかれた場所はイスラム教徒のお祈りの場所
またオマーン人は6歳から指輪を はめる習慣がある
乳香(木の樹液を使用したお香) 色が白いものほど価値が高い 1キロ4000円 茶色かかったものは半値以下
乳香はガランカ(植物)の樹脂 樹脂を熱するとお香になる 樹液はしっかり固まってから採取する
乳香の煙は鎮痛作用があり 昔は不老不死とされ神の香りと言われた
また乳香を食べると腹痛にいい 気管支炎 頭痛 胃痛にも効く 乳香は長生きにもいい
乳香を粉状にした歯磨き粉もある 抗菌作用が高い 蚊よけの効果もある
1100年前 オマーンから日本へ乳香が伝わった 江戸時代には日本人も日常的に乳香を使っていた
バチカンのミサほかカトリック(キリスト教)の儀式では今も乳香が使われ
乳香を運ぶために使われた5千年前の道が今でも衛星写真で見て取れる
千年以上前のヒトコブラクダのキャラバンの壁画 ラクダの背には乳香が乗せられていた
ラクダは200キロの荷物を背負って1日50キロも歩くことが出来る
乳香は港までラクダで運び そこからは船で世界中に運ばれた
アレクサンダー大王も乳香を使っていた クレオパトラはオイルに乳香を混ぜ体に塗っていた
ツタンカーメンは生前 乳香を使用し死後 乳香と一緒に埋葬された ミイラ造りにも乳香が使われていた
また乳香はアラビア半島とアフリカの一部でしか取れない
隣国アラブ首長国連邦のドバイ同様 ラクダに乗るのはロボジョッキ
それまではラクダレースのジョッキを勤めるのはより体重の軽い子供だったが
落ちてケガをしののが原因でラクダのジョッキを勤めるのはロボットとなった
優勝賞品は自動車 午前中 勝ったラクダは次のレースに進み負けたラクダは食用にされる
まさにラクダにとって命のかかったレースとなる
近年ベトウィンは生活水準が向上しラクダを乗り捨て4輪駆動のジープに乗っている
腰にハンジャルという短剣をいっぱい刺している
羊は一匹 1万5千円 牛は一頭 3~5万円
アラブの馬は海外へのプレゼントによく使われている
ナツメヤシがおいしい ナツメヤシは熟すと干し柿のように甘くなる
ラマダン中の断食の期間 熱心なイスラム教徒は唾も飲めないが ただオマール人はナツメヤシを食べ空腹をしのぐ
ナツメヤシは雨の少ない所でも育る代表的な植物
ハルマ ようかんのようなデザート
串焼きバーベキュウ 肉はパキスタンからの輸入品
メロンは中近東やアフリカが原産 紀元前2000年頃 栽培が始まり アラブの商人を通してヨーロッパへと伝わった
ラクダのミルクは栄養価が高い 酒購入には警察が発行する購入許可書が必要 入国の際2リットルまでお酒を持ち込むことが出来る
シャウルマ(ケバブ)安くてうまい
<もくじ>
1オマーンの基本情報
2首都マスカット
3その他の名所
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