8トルン(コペルニクスの故郷)と西部と北西部の名所
ワルシャワから220キロ
中世ドイツ騎士団が造った街 ショパンとかかわりのある町
13世紀
キリスト教徒だったポーランド王は
北の異教徒を制圧するためドイツ騎士団を雇った
ところがポーランド北部は そのままドイツ騎士団に乗っ取られてしまった
14~18世紀にかけて町の建物が建てられた 現在はきれいに修復がなされている
1466年 ポーランド リトアニア王国はドイツに占領されていた領土を奪還した
やがてポーランド王国は黄金期を迎える ちょうどその頃 トルンでコペルニクスが生まれる
王国は遠いアジアとの貿易も行いポーランド料理にアジアから入ってきたスパイスが使われるようになった
スパイス入りのビスケット ジンジャーブレッドがその代表
地盤が弱かったため傾いてしまった
15世紀 ポーランド王国時代に流行った食べ物
生姜を入れたパンが当時はやっていた 生地に様々なスパイスが入っている
油を塗った型に強く押し込みオーブンで15分焼く クッキーのような焼き上がりとなる
おいしそうに見えるが観賞用なので食べられない 贈り物として喜ばれる
15世紀半ば ポーランドウ国が黄金期を迎えていた時代
コペルニクス(ポーランド トルン出身)は天動説を唱えた人物
コペルニクスの父親は裕福な貿易商であった
トルンから約45キロ郊外
トルン同様 水運で栄えた町 トルンはドイツ人が築いたのに対し ビドゴシチはポーランド人が築いた街
川の北部がドイツ領だったころ 何度もドイツと戦争を起こした。 長年川を挟んで対立が続いた
現在は博物館になっている
ポーランド 西部 |
倉庫には30車両のSLが保存されている うち8両が現役
現在はイギリスの団体が運営資金を提供している
1930年~1970年までは毎日30車両がこの倉庫に整備に来ていた
ワルシャワから400キロの所に位置する 早朝5時 通勤通学の乗客がSLに乗車する
通勤通学の乗客を送り届けた後 今度はカメラを持ったSLファンがやって来る
ヨーロッパで唯一 生活の足として利用されているSL列車
観光客でも機関車を運転する事ができる 観光が大きな収入源になっている
ポズナンまで81キロ 運賃は約550円
車体は1970年制の機関車 ビューティーヘレナ PM36 ポーランドではわずか2両しか製造されなかった
1952年 ポーランド制 01-49号 車輪が大きいのが特徴
もっとも古いのは1917年 ドイツ制
かつてはポーランド王国の首都であった
ボズナン中央駅 SL機関車が停車する駅
ドイツ ベルリンと ポーランド ワルシャワの2大都市の中継地として政治文化 商業の面で栄えた
10世紀に建てられたポーランドで一番古い教会
緑の多い町
ポーランド 東北部 |
北海道より一回り小さい面積に およそ2600個の湖がある オウフ湖リン湖 プジスタン湖 ゴウドビドヴォ湖 グライエフコ湖ほか 夕日が美しい
全ての湖を合わせると琵琶湖2つ分の広さ 地図に載っていない湖もある
ビーバーやコウノトリなどの動物が生息している
ポーランド国内には約2万匹のビーバーが生息している
ビーバーにとって木は食料でもあり巣作りの建築素材でもある
伸びた歯を削るのにも木が役立っている
しっぽ固く 泳ぐとき舵取りやオールの役目を果たしている
巣の入り口は部外者の侵入を防ぐため水中に造られている
毎年子供を産み 多いときは10匹で暮らす
一日 2キロの木の実や木の葉を食料としている
街に隣接する1.5×5.8 キロの大きさの湖
1万年前 氷河の氷が解け 無数の川が出現し やがて川が広がった所に湖が出来た
平原に転がる巨大な石は氷河時代 氷河が運んで来た物 スカンジナビア半島から氷河と一緒に運ばれてきた岩
氷だけ解け 岩だけが残った
マズール湖水地方に2600個ある湖の中で一番大きい 大きさは猪苗代湖(福島県)ほどの大きさ 深さは深い所で20メートルほど
1377年 十字軍が使用していたお城
リン城ホテルは その城を改装して作られている
ホテルの客室からはリン湖が一望できる
<目次>
1ポーランドの歴史
2基本情報&料理
3ワルシャワ1(廃墟からの復興~中世の町をそのまま再現)
4ワルシャワ2(ショパンに関する名所ほか)
5古都クラクフ
6ヴェリチカ岩塩坑
7アウシュビッツ強制収容所(ナチスの地下基地)
8トルン(コペルニクスの故郷)と西部と北西部の名所
9北部グダンスクとエルブロング(黒いマリアほか))
10ヴァロツワフ(ヤヴォルの平和教会 ヨーロッパバイソンほか)
コメントを残す