吾妻(あずま)小富士(福島)1 十五夜の思い出!
テスト
それは三十数年前の僕が子供のころの話です。
ある雨上がりの日の夕方 野原でピョコピョコ跳ねていたのはカエルでした。さらにそのカエルを追うように跳ねていたのは丸々と太った〃うさぎ〃でした。
その〃うさぎ〃は近所の人が飼っていたペットでした。近所の人の話ではその〃うさぎ〃は なんとわざわざ宇宙の月からやって来たそうです。
さらにその〃うさぎ〃は月に一回 満月の日に限っては月に里帰りするそうです。そして〃うさぎ〃が里帰りする満月の夜がやって来ました。
近所の人は串団子を食べながら ほら満月の表面に〃うさぎ〃の姿が現れたでしょ と言いました。確かにそのとき うさぎ小屋に〃うさぎ〃の姿はありませんでした。
さらに 何故か家の台所の臼(うす)と杵(きね)も無くなってました。近所の人かが言うには台所の臼と杵はウサギが月で餅をつくために持って行ったそうでした。
そして満月の表面に見える模様はそのとき〃うさぎ〃が餅をついているときの姿だそうです。ただ僕にはその模様が〃うさぎ〃の足跡 程度にしか見えませんでした。
実は大昔(百~千年前)日本でも月の表面に現れる〃うさぎ〃の姿がハッキリと見えていたそうです。
しかし近年の大気汚染と環境問題の影響でその姿はほとんど見えなくなってしまいました。
それはちょっとした冗談ですけど それにしても月の表面と同じ大きさと言う事はよっぽど巨大なモンスター〃うさぎ〃と言う事になります。
なんと福島県の吾妻(あずま)富士では雪解けの季節に限ってその巨大モンスター並みの大きさの〃うさぎ〃が毎年 決まった時期に現れるそうです。
ーーこのあとそのモンスター〃うさぎ〃がハッキリとした形で姿を現します。
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