草加せんべい(埼玉)5 一足早く正月が来たかのような餅つき作業!
テスト
粉雪の降る世界とは まさにこのことを言うのかも知れません。そのとき宙を舞っていたのは小麦粉のように真っ白でサラサラの米粉でした。
その粉雪のような米粉は乾燥した米を製粉機(米を砕く機械)にかけて作られた粉でした。作業員はスコップのような道具を使い まるで雪かきをするように米粉を集めます。
その米粉を幾つかの棒がついた〃かくはん機〃の中でお湯と一緒に練り込みます。すると今度はパサパサの雪の塊(かたまり)のような物が出来ます。
続いて渦巻き状の機械にそのパサパサになった米粉の塊(かたまり)を入れます。すると機械のお尻の穴から細長いウインナーのようなニョキニョキとした塊が出てきました。
作業員は そのニョキニョキをある程度の長さに切り木箱の中に詰め込んで行きます。
さらにその木箱を人の背丈ほどの高さに積み重ね床から立ち込める〃あつあつ〃の蒸気で40分ほど蒸します。
続いて蒸しあがったばかりの餅の中に香付けのために青のりを入れます。そして石臼に入れられ機械で餅をついていきます。
餅と言っても〃せんべい〃は餅米を使ってないので〃もちっ〃とした粘り気はありません。正式名所は〃しんこ〃と言うそうです。
つき終わった餅(しんこ)は形を整え水の入った水槽に入れ あくをとります。
そして水付け作業を終えた餅はもう一度 餅つき機で再度 つきます。再度 つく事で粘りを強くするそうです。
ーーーこのあと円盤状に型抜きされた〃せんべい〃の目にもとまらぬ早技が炸裂します。
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