3 ムンバイ2 ~インド映画 弁当配達 貧困問題編
~インド映画 弁当配達 貧困問題編 ~~
(映画 1めぐり逢わせのお弁当 2スラムドッグミリオネア)
ムンバイが舞台の物語でガイドブックがお勧めしている映画
(インド映画 ボリウット)
アメリカのハリウットにちなんでつけられた名称
フィルミスタン スタジオほか 35のスタジオがあり 年間800本の映画が撮影されている
年 数千本の映画を上映するが ヒット作の場合3年以上 続けて上映されることもある
宗教上 ラブシーンが禁止されているため 美女はびしょぬれになってお色気を演出
低予算の手作り映画は制作費が20万円 しかしダンスシーンだけは念入りに
5分のダンスシーンを3日間かけて撮影する
一回の映画に5回ほどのダンスシーンがある 上映時間は3時間で途中休憩時間がある
年間動員観客数は37億人 なお 映画からの影響かムンバイはダンスが盛ん
インドではヒット曲も映画から生まれている
映画館 は全席指定 席によって値段が違う 前が安く 後ろが高い 入場料は100円程度
上映前にはスクリーンにインド国旗が写され全員で国歌を斉唱する
屋外上映も盛んで14年前に放映された映画でも行列が出来る
また手押し車を使った映画車もある 箱に空いた二つの穴に両目をつけ箱の中の映像を望遠鏡のようにのぞき見る
フィルムを切ってつなぎ合わせた編集映画 上映時間は7~8分 料金は1回10円
内容は子供向けの映画 箱の中には鏡が入っているので一度に多くの子供が見れる
<弁当配達>
愛妻弁当は夫の出勤後に作ればいい なぜならインドには弁当配達屋さんがいるから
おかげで妻は朝早起きする必要はない
配達屋さんは頭に30~40個の缶で出来た弁当を乗せまとめて運ぶ
ムンバイだけで5000人の配達屋さんがいる 1日 15万食 運んでいる
まるで曲芸師のようなバランス感覚
夫も職場で我が家のカレーが食べられると評判!
さらに朝の出勤時に手ぶらで電車に乗れると好評!
(ラルバーグマーケット マサラマーケット)
トンガラシとスパイス ウコンの根など 種類が豊富
インド人は一年分のスパイスをここで買う
一般的なインド人は1歳半からスパイス入りの食事をとる
パーンは口直しの葉っぱ 生で噛む 苦いが噛んだ後 口の中がすっきりする
そのほか マンゴーピクルス クミンジュースなどが売っている
(貧困問題) ムンバイの仕事量は豊富だが貧富の差は激しい
今でもムンバイの人口の55パーセントが貧困層
ストリートチルドレンはインド全体で85万人 うちムンバイは25万人
小学校の卒業率は25パーセント
リキシャの洗車 一台30円 貧困層の子供がやる仕事
<スラム街> 家賃は月900円 ダラヴィ地区(ダラヴィスラムとも言う) どこも治安が昔より良くなっている
住民が自分で建てた家に住む 仕事のない人が多く暮らしている 60万人が暮らす不衛生な場所
タミル族の学校などがあるがあるがインド政府は開発のため その学校を壊してがっている
(伝統的な洗濯屋ドービーガート) カースト制度によって決められている洗濯屋さん
先祖代々受け継がれてきた洗濯屋さん 100年以上の歴史がある
洗濯場には5000人の人が働いている
水道がない家が多いため服を専門の人に洗ってもらう
洗濯物は叩き洗いが基本 シャツは1枚 10円~60円 一人一日100枚以上洗う
洗濯物の山の中でアイロンがけ 石炭を使用したアイロンがけ
駅のホームのスラム街 警察に毎日200円のワイロを渡し 生活 又は仕事をしている
観光客が洗濯現場へ入ることも可能だが不法なチップを要求されることもあるので
マハーラクシュミー駅南にかかる橋の上(遠くから)見た方が無難!
(平均月収)
ムンバイ全体 約3万円
都市部の企業 約10万円
洗濯屋(ドービーガート)約6万円
一般工職 約2万5千円
スラム街 約1万円
<もくじ>
1南インドの文化や年中行事
2ムンバイ1
~イギリス統治時代に建てられた建築物編
3ムンバイ2
~インド映画 弁当配達 貧困問題編
4ムンバイ3
~ヒンドゥー教に関する祭りや遺跡編
5マイソール1~市内~
6マイソール2~郊外~
7エローラ石窟(他宗教遺跡)
8アジャンタ石窟(仏教遺跡)
9ハンピ遺跡(ヒンドゥー遺跡)
10コーチン(欧米人初のインド植民地)
11ゴア(色濃く残るポルトガル文化)
12ハイデラバード(イスラムモスクほか)
13バーダーミー(ヒンドゥー遺跡)
14カルナータカ州と その他の名所
15チェンナイ~カーンチープラム
16タンジャーヴール~他いろいろ
17クンバコナム スリランガム
18マドゥライほか~その他の名所
コメントを残す