東京ディズニーシー39会場を大いに盛り上げるジーニーのワンマンショー!!
アラビアンコーストのマジックショーの会場ではそのとき大きな壁に透き通るような青空が映し出されていました。
そしてそこにはペテン手品師シャパーンと素直な少年アジームの姿もありました。2人が見上げる空には青空のほかにもう一つ青くたくましい体つきのジーニーがいました。
そして大巨人ジーニーは豆粒のように小さく見えるシャパーンとアジームに向かって指を三本突き出しました。
その3本の指の意味するところは〃3つの願い事を叶えてあげましょう〃と言う事でした。すぐさまシャバーンは〃世界で一番ビッグ(大きい)なマジシャンに〃と願いました。
するとシャパーンの体は なんと上空の雲をも突っ切るほどの大きさへと変化しました。そしてシャパーンの目の前には広大な宇宙空間が広がってました。
しかしそこには肝心の空気がなくシャパーンが呼吸困難になりかけたところでやっとジーニーもその勘違いに気づいたようでした。
すると〃ボーン〃と言う音と共にシャパーンは元の大きさに戻りました。しかしシャパーンはうずくまったままで大変苦しそうでした。
大変な目に合ったシャパーンですが今度は慎重に願い事を告げる事にしました。そこで〃世界で一番 偉大なマジシャンに〃と願いました。
しかしジーニーは腕を組み難しい顔をしその願い事に難色を示しました。なぜならジーニーの考えでは偉大な人物とは経験による物だからと言う事でした。
さらに偉大な人物には優れた相棒(あいぼう)も必要だと告げました。そこでジーニーはシャパーンに私と組まないかと提案します。
それはいい考えだとシャパーンはすんなりその提案に乗ってしまいます。しかしそれがシャパーンにとって大きな誤算であったのでした。
優れた魔術師でもあるジーニーにとって手品と言うものは簡単その物でした。さらにジーニーのジョークのセンスもピカイチでジーニーのマジックショーは大繁盛でした。
それを〃ねたみ〃に思ったのは言うまでもなくシャパーンでした。このあとジーニーはシャパーンの意地悪な仕打ちにあうのでした。
ーーーーーこのあとジーニーは果たしてどんな酷い仕打ちにあってしまうのでしょうか?
つづきをどうぞ
コメントを残す