東京ディズニーシー40 意地悪シャパーンの本心がついに露(あらわ)に!!
そこはアラブ(中東)のとある場所、誰もが寝静まった真夜中の出来事でした。しかしそのときたった一人だけ眠りにつかず起きていた人物がいました。
それがあの素人手品師シャパーンでした。シャパーンは懐中電灯を片手に真っ暗となった倉庫の中であるものを探してました。
すると誰もいないはずの倉庫の棚から〃ぐーぐー〃とイビキが聞こえて来ました。
シャパーンは一瞬 顔の表情が緩(ゆる)み〃しめしめ〃と思いながらもよーく耳を澄(す)ませてそのイビキの場所を探(さぐ)ります。
するとそのイビキは なんとあの魔法のランプの中から聞こえて来ました。そうですそのランプの中ではジーニーが就寝中だったのでした。
翌朝 ジーニーは小鳥のさえずりの音で目を覚ましました。さてジーニーはランプの外に出て朝の気持ちいい空気を吸おうと腕を目いっぱいの伸ばしたそのときでした。
〃カチン〃とランプの上蓋(ふわぶた)が天井に当たり開かない状態でした。実はそのときジーニーの入った魔法のランプは鎖(くさり)に巻かれた箱の中に閉じ込められていたのでした。
さらにその箱の上からは鍵までかけられていました。もちろんそんな意地悪な事をするのはあのシャパーンを除いてほかいませんでした。
そこで焦ったのが友達思いの少年アジームでした。彼は何とかしてジーニーを解放させたいと思ってました。
と ここまでが井戸の中から出て来たベキート(解説のコブラ)の説明でした。そしてその日が初めてシャパーンがジーニーなしで行う大きなマジックショーでした。
しかも東京ディズニーシーのこんなに大きな会場を貸し切っての世紀のマジックショーは もちろん〃ちんけな手品〃じゃ目の肥えた観客を満足させる事は出来ません。
さてインチキ手品師シャパーンの運命はいかに?
ーーーーーこのあと大きな会場は大いに〃しらけ〃けてしまう事となってしまいます。
つづきをどうぞ
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