東京ディズニーシー 開港〃一周年記念〃のセレモニー
東京ディズニーシー58 海辺のステージで繰り広げられた〃ヨーロピアンダンス〃。
東京ディズニーシーでの噴水や水を使った涼しげなショーは夏場の暑い時期だけじゃないようでした。
今回は開園1周年を記念して行われたファーストアニバーサリー(2002)とポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル(2001~2006)の2つの噴水ショーをお伝えします。
場所はあのイタリアの古い港を再現した〃メディテレーニアンハーバー〃です。ショーはまず数匹のイルカが観客の目の前で滑るように泳いでくるところから始まりました。
しかしそのとき水面を高速で突っ走っていたのはイルカはイルカでもイルカ型の高速ボートでした。その上にはもちろんボートを操縦する人が乗ってました。
さらにイルカだけではなくマグロにハマチさらにはブリやサーモン(鮭)までやって来ました。すると海の水はいつの間にか回転寿司のように〃ぐるぐる〃と渦を巻き始めました。
しばらくすると帆(ほ)を張った木造の大型船も数台登場して来ました。そしてその中の一隻が観客のすぐ隣の岸へと横付けされました。
そのとき船からは大勢のダンサーがこっちに向かって明るく手を振ってました。
そしてそのダンサーの中から一人〃ボンジョールノ(こんにちは)〃と手を振って下りて来たのは明るいイタリア人のようでした。
しかしイタリア人にしてはあまりに鼻が低すぎました。やはりその人はイタリア人ではなくイタリア人になり切った日本人でした。
さらには多くの欧米人になり切った日本人ダンサーも船から下りて来ました。しかしその中にはピエロの姿もありました。
さあ役者が勢ぞろいしたところで一斉にダンサーたちの華麗なヨーロピアンダンスが始まりました。
ーーーーーこのあと様々な国のダンサーが登場します。
東京ディズニーシー59 アラビアンにアメリカンが登場!!
東京ディズニーシーの海辺の会場では多くのダンサーによるヨーロピアンダンスが披露されていました。
しばらくするとダンサーたちの目鼻立ちが〃バッチリ〃と大きくなっているのに気づきました。さらに男性陣は立派な髭が生え女性陣はスカーフで頭を〃すっぽり〃覆(おお)ってました
するといつの間にかステージのヨーロピアンがアラビアンに代わってました。さらにそこにはエキゾティックな音楽までかかってました。
その音楽に合わせダンサーたちのアラビアンダンスが披露されました。しかしその中で一人だけ踊ってないアラブ人を発見しました。
目を〃カッ〃と見開いたそのダルマのような男の頭の上には なんと一本の腕だけで逆立ちするもう一人の男がいました。
片手で逆立ちするだけでも難しいのにそれを頭の上でやってのけるとは相当の達人のようでした。改めて世界は広いんだと言う事を実感しました。
続いてはどこからともなく〃パカパカ〃とカスタネットを叩く音が聞こえてきました。するといつの間にかステージの上のアラビアンがアメリカンに変わってました。
そうです彼らはニューヨーク出身あのアメリカンウォーターフロントで見事なタップダンスを見せてくれた〃アンコール〃のダンサーたちでした。
そして先程のカスタネットの音もタップダンスをした時のダンサーの靴の音でした。そしてダンサーたちはまた古き良きアメリカンダンスを披露してくれました。
さてアメリカ人ダンサーの次はアメリカ出身のディズニーキャラクターの動物たちの登場でした。
ーーーーーこのあと数多くのディズニーキャラクターの動物が登場し得意の一発芸を披露します。
東京ディズニーシー60観客が帰りかけたその時にやっと主役が現れました。!
海辺のステージでは〃かえるぴょこぴょこ(6)むぴょこぴょこ〃と舌が縺(もつ)れそうな早口言葉を言いながら現れたのはカエルではなく なんとウサギでした。
しかしそのウサギはカエルのように〃ぴょこぴょこ〃と飛び跳ねてました。さらにカンガルーまでも飛び跳ねながらやって来ました。
そして2本足で走りながら逃げるバナナを追いかけているのは お猿さんでした。
続いてはゴツゴツとした岩のような甲羅(こおら)を持つのオニガメの登場でした。しかしその生物は2本足で立ち上がりそのまま〃のそのそ〃と歩いてやって来ました。
どっかで見たその動きと思いきやそれは なんとあのトイレを我慢してまでも お年寄りを親切にした動く岩〃ロックピープル〃でした。
そしてロックピープルは今日もまた園内で歩き疲れたお年寄りはいないかと探していました。
さらにゾウやキリン カバやシマウマまで出たと言うのに皆が待ち望む あの動物だけが出て来ませんでした。
しかしその日はいつも以上に脇役の動物たちが頑張っているように見えました。そのため主役は登場は無い物だと考えた観客たちは ついに席を立ち始めました。
しかし そのときどこからともなく微妙にかすれたあの声で〃お待たせしました〃と聞こえてきました。
そうですその賢そうな声は間違いなく皆が待ち望んだ あの主役の動物〃ミッキーマウス(ねずみ)〃の声でした。
するとミッキーの登場を歓迎するように会場に〃ドドーン〃と大きな花火が上がりました。そしてミッキーは空に舞った多くの紙テープをかき分けるようにして登場して来ました。
さらに今回ミッキーは船長の格好をしての入場でした。そこで東京ディズニーシーを代表してミッキーから観客たちに向けて開園一周年の感謝の気持ちが述べられました。
そしてミッキーと多くの仲間たちは再び船に乗り新たな船旅へと出かけたのでした。さらにその船を追うように空には長い尾のついた連凧(れんだこ)が上がってました。
ーーーーーこのあとは東京ディズニーシーの秋の大イベント ハロウィーンの様子をお伝えします。
続きは後日公開します。
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