(東京タワー26)新時代の到来!
西暦2000年を過ぎたころから時代はアナログからデジタルに変わりつつありました。従来のアナログ放送では空気中に大量の電波が複雑に流れていました。
もちろん目には見えませんが大混雑したそれらの電波は重大な電波障害を引き起こしていました。
さらに今後 東京ではより高い高層ビルが建設される懸念もあり東京タワーに変わる新しい電波塔の計画が持ち上がりました。それがあの東京スカイツリーでした。
2010年3月末 建設中のスカイツリーがとうとう東京タワーの高さを追い越しました。
しかしスカイツリーは電波障害解消のためさらに高い場所から電波を送信しなければなりませんでした。
ただ今でも東京都世田谷区 奥沢周辺では遠近法により東京タワーとスカイツリーが同じ高さに見える場所があるそうです。
そして翌年2011年7月24日正午ついにアナログ放送が終了しました。アナログ電波に変わって登場して来たのが新技術を搭載したデジタル電波でした。
デジタル電波の最大の特徴は少ない電波の量で大量の情報を送れる事にあります。携帯電話の電波だけでテレビ放送が見えるワンセグがそのいい例です。
そしてデジタルに移行して以降 電波も今まで以上にスムーズに空気中を流れることが出来るようになりました。
そのため災害時の救急車や消防車の無線も電波が通りやすくなったそうです。そしてテレビがデジタル放送になったことで一気にブラウン管テレビが日本から姿を消しました。
しかしその一部のブラウン管テレビは海を渡り今では海外で中古テレビとして使われています。
実は僕は以前 愛知県の工場でそのブラウン管テレビを造っていたことがあります。しかしそのブラウン管テレビは日本ではもう既に過去の遺産となってしまいました。
ーーーーーこのあと東京タワーの将来を占う未来への夢を語ります。つづきをどうぞ
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