(築地市場2)江戸時代の大火災がきっかけで出来た築地!
今から359年前(江戸時代)に発生した大火事(明暦の大火めいれきのたいか)により江戸(東京)の町はほとんど焼き尽くされてしましました。
そのとき土地を追われた人々が海を埋め立て新しい土地を作りました。そのときに築(きず)いた土地を人々は次第に〃築地(つきじ)〃と呼ぶようになりました。これが築地の始まりです。
その後 築地の周りは新しい寺が多く建てられ町の一角に寺が集中する寺町となりました。また このころ武家屋敷も多く建てられたそうです。
今から およそ160年前にアメリカの黒い軍艦が日本を脅(おびや)かした事件が発生しました。アメリカ人ペリーによる黒船来航です。
その事件の影響を受け江戸幕府は急いで日本に海軍の施設を造りました。そして 日本初の海軍はここ築地で海軍の旗を上げます。
その海軍の旗揚げを記念して旗上と言う文字が彫られた石碑が造られました。その石碑は今でも築地市場の片隅にある小さな神社の中に残ってます。
今から90年前の関東大震災が発生し 築地一体も焼け野原となってしまいます。そしてその後の開発により築地の寺町も移転する事になります。
関東大震災から10年後に日本橋にあった魚市場と京橋にあった青物市場が築地に移転しそのとき初めて築地に市場が誕生しました
時は過ぎ第2次世界大戦が終わり(71年前)築地の海軍も解体されます。そして戦争中 長らく休んでいた築地市場の出荷が再開されるようになりました。
すると瞬く間に以前の活気を取り戻して行きました。そして今では水産物だけでおよそ43万6千トンそして年間4401億円以上を売り上げる巨大市場に成長しました。
また築地は多くの食通が訪れる観光地としても有名になりました。
ーーーーーーーーーさあ このあと実際に市場の中を見学します。つづきをどうぞ
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