8果物デザート類
トルコは蜂蜜の産地で高級な物はハチの巣ごと売っている。
クルミやサーレップ入り 納豆のように伸びるのが特徴
粘り気と歯ごたえのあるアイス
伸びる秘密はランの根からとれるサールップを使用しているから
つなぎに卵ではなく片栗粉のような でんぷんを入れるため溶けにくい
300年の伝統があるアイス
客にアイスを手渡す際 客の目の前でアイスを わざとひっくり返し客をビックリさせる(ただトルコアイスは粘り気が強く上下逆さにしてもカップから落ちることはない)
トルコではクルミが安く1キロ 700円で売られている
トルコの女性はクルミ他 ナッツ類や乾燥イチジクなどのドライフルーツをよく食べる
角砂糖のようなガムのデザート
ガムの樹液からできたプリン 先祖代々伝わる伝統料理の一種
木に傷をつけ樹液を採取した天然のガムを使用
白い角砂糖のような形をしたガムはキリストの涙とも言われている
天然のガム入りワインもある
遊牧民はゴツゴツとした岩場に暮らしている
夏の間は暑さから家畜の羊を守るため高地でテントを張って暮らす
遊牧民にとって大事な羊をさばくのは特別な日のみ
脂身も捨てずに揚げ油として使用する
食用油造りは脂身は細かく刻み鍋でじっくり煮込み液体状にする
また羊たちは野生の牧草を食べているため臭みのない良いミルク(チュルク)を出す。
羊のミルクはヨーグルトやバターに加工し一家の収入源となる
作り方は棒につるした袋の中にミルクと予め発行したヨーグルトを入れ丹念に2時間ほど撹拌(かくはん=混ぜる)ていく
ヨウルト(トルコ語)=よく混ぜる からヨーグルトとなった
ミルクは袋の中で水と油に分離し油分が固まったところがバターやチーズとなる
なおヨーグルトはトルコ発祥だとされている
トルコ語の濃くする(ヨウル)がヨーグルトの語源となったとされている
トルコ料理ではヨーグルトは調味料として使用されている
カッパドキア アイワ村の特産
足で踏んだブドウの汁を煮る 上部に噴き出たあくを救い取りながら煮詰める
途中 ブドウ汁には特殊な土を入れ甘さを引きだたせる
その汁をろ過し さらに2時間に詰めれば完成
1年 置くと濃厚なブドウのシロップとなる栄養たっぷりの蜂蜜の様
ヨーグルトにかけて食べる
昔は冬になると果物が食べられなくたった 冬でも果物が食べられるようにと考え出されたのがペキマズであった
甘い栗のデザート
げんこつ飴のような小さなお菓子
作り方はサフランから作ったロクムに
でんぷんに砂糖とナッツを入れ3時間ほど煮込む
14世紀のオスマン時代からあるドライフルーツやナッツ類の入った伝統のお菓子
ナッツ類を使ったデザート トルコ全土で食べられる
もともとはノアの箱舟が漂流した時に船の中にあった余った材料だけで作った食べ物がアシュレの始まり
タリシャ社はケーキやパンを売る一大会社
イチジクのお菓子を売っている
インジルはイチジクの事 ドルマは詰め物の意味
乾燥イチジクを使ったトルコのデザート
トルコでは女性より男性のほうがデザート好き
大きめの乾燥イチジクを使用 乾燥イチジクを水で戻し
蜂蜜とシナモンでソース作り ザクロ液を使用
水に戻したイチジクは真ん中で2つに割りその上に無糖の生クリーム
をクルミを挟む
最後に蜂蜜ソースをかけ完成
オスマン時代からある色鮮やかな飴
政府高官が会議をするときこの甘い飴を舐めていた
トルコのデザートは甘い
しかしトルコプリンは少し甘さ控えめ
バニラとシナモンのミルクプリン
パスタの材料としてよく使われる セモリナ 輸入食材店で購入可能
バニラパウダーが手に入らなければエッセンスでもいい
鍋に材料を入れ過熱しながらよく混ぜる 鍋の中に牛乳を加える
完全に混ざったところで中火にする
5分ほど緩いとろみがつくまで沸騰する
沸騰する直前で火を止めトレイに移す
粗熱を取り冷蔵庫に入れ冷やし固める
固まったら仕上げにシナモンパウダーとクルミを散らし完成
チャイにぴったりのデザート
創業1777年の老舗
今でも開業 当時と同じレシピを使用している
<目次>
1トルコ料理の紹介と飲み物
2焼肉料理(ケバブ)
3肉料理(煮込み)生肉(ハム)唐揚げ
4魚料理とスープ類
5卵料理と野菜料理
6ご飯物と麺類
7パン類(ピザや小麦粉を使ったお菓子)
8果物デザート類
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