6カシュガルとタシュクルガン(ウイグル西北部)
カシュガル |
———————————>6カシュガル(ウイグル西北部)
カシュガルはウイグルで最も早くイスラム教が入ってきた もっともウイグル色が強いところ
10世紀 カシュガルにトルコ系イスラム国家 カラハン朝を起こす 住民はイスラムに回収
1212年 カラハン朝はカラキタイ(トルキスタン系国家)に滅ぼされる が数年後 モンゴル帝国により支配される
15世紀には西から来たティムール帝国に支配される 18世紀には清朝に支配される
古いものは千年 600世帯4000人が暮らす
迷路のような路地に小さなモスク 伝統的な壺職人や鍛冶屋 陶器職人が暮らす
老朽化が進み地震が心配 自転車のペダルをこぎナイフを研ぐ商売人
両親ともにウイグル語しか話せないが子供は小学校で週一回中国語の勉強をする
民族工芸品が多く売り出されている
100年前の黄色いイスラムモスク 140×120メートル
西域最大 15世紀半ば中国一古いモスク 金曜日には1日5回5千人の人が集まる 1422年創建 1872年改築
1670年創建 1974年改築 清代 外観はタイル造り 中にはタイルで造られた棺がいくつかある
1世紀 漢代の優れた軍人(エスフハズジャジェブ墓)色鮮やかなタイルで飾られたモスクの様な造り 小学校内にある
タシュクルガン |
————————7タシュクルガン(ウイグル西北部)
(タジク族が住む国境の町 パキスタン国境までは123キロ)
アフガニスタンにもタジク族がいる 西洋風の顔つき 中国では数少ないアーリア系の人種 言葉もインドやヨーロッパに似ている
タジク族はウイグルやキルギス族よりも古い4世紀にはもうすでに中央アジアに住んでいた 夏は遊牧 冬は定住して暮らす
結婚式 馬に乗って頭を切り落とした羊を奪い合う競技(コクボル) ティヤオヤン
50年前まで使われていた 月500キロ歩く移動教師
川を歩いて渡り野宿すること一週間 300キロ四方に学校がない
石が黒板替わり 給料はわずか2000円
1ウイグルの基本情報と歴史
2ウルムチ(ウイグル東北部)
3トルファン(ウイグル東北部)
4クチャ キジル石窟(ウイグル北西部)
5ホータン(ウイグル南部)
6カシュガルとタシュクルガン(ウイグル西北部)
7イーニンとカナス湖と ナラティ草原(北部と北西部)
8アルマイ ニヤ カラマイ(北部と南部)
9ローランとミーラン遺跡(ウイグル東南部)
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