8エフェス(アフロディシアス)遺跡
古代ギリシャが築いた遺跡 その後 アレクサンダーが拡張した
ローマ時代には20万を超える都市だった
かつては海に面していたエフェソス しかし海を埋め立てることで港が遠ざかり 衰退していった。
手前に女神キケ 奥にはメドゥーサが彫られている
門の奥にはライオンの毛を羽織ったヘラクレスが彫られている
ギリシャ建築の遺跡 2階の柱は1回の柱より短く作られている
ヘリニズム様式の建物
町の道路は碁盤の目のようにひかれた
遺跡に残るセリシウス図書館跡 館内には棺が置かれていた
墓の上に建てられた図書館であった
1世紀(又は2世紀)に建てられた 当時は1万2千冊の本が納められていた
その昔 芸術や美術の中心都市だった 24000人収納可能
2万5千人を収容できた。
円形劇場では今でもオペラなどを上演している
紀元前6世紀に建てられた
奥行き115メートル 幅55メートル
アスクレパロス(医学の神)の聖水
水にはラジウムが含まれておりどんな病も直すといわれている
丘の斜面を利用して作られた野外劇場
当時 重要な建物はすべて丘の上に建てられた
祭壇はケルト人の侵略を退けた記念に建てられた
祭壇の高さは9メートル 幅36メートル 奥行き36メートル
柱の高さは18メートルもあった
装飾が見事で訪れるものを驚愕させた
現在はドイツのベルリン博物館に展示されている
11世紀 大理石はやかれて石灰にされていた
ドイツ人はトルコ政府と交渉し遺跡の発掘調査を許された
最初に見つかった石板はゼウスの大祭壇のものだと分かった
発掘されたものは次々とベルリンに運ばれていった
1960年代に発掘調査が進み紀元前1世紀に造られたものだと分かった
262×59メートルの円形競技場
1~3万人 収容可能の円形劇場
女神アフロディーネの像が祀られている
ここには古代大理石で作られた彫刻の学校まであった
1962年 高さ3メートルの女神アフロディーテの像が発見された
町で最も神聖な場所
1世紀から2世紀にかけて建造された 1750人収容可能の議事堂
完成当時は屋根がついていた
保存状態のいい彫像を展示している
十字架の町という意味
エフェス遺跡観光の拠点となる駅
町からエフェスに向かう途中にも様々な遺跡が点在している
世界最大級の都市遺跡
エフェスは その昔 地中海地方を代表する 貿易港であった
物々交換が支流だった時代 いち早く貨幣を導入した所でもある
遺跡からはビスケットのような形をしたコインが見つかっている
エフェス遺跡には競技場跡が残っている
古代ギリシャローマを経て900年栄えてきた
最盛期には20万人が暮らす大都市であった
町は3つの目抜き通りからなり2万5千人収容可能な円形劇場や1万2千冊を収蔵する図書館があった
すべて発掘し終わるまでに あと200年かかると言われている
直径1.2メートル 高さ19メートルの円柱が127本もたっていたが 今は1本の円柱の実が建っている
全体の広さは55×115メートル
古代神殿の7不思議の一つに数えられている
9500年前の遺跡から発見されたふくよかな女性の女神アルティメスの土偶も見つかっている
高さ1.7メートル 胸には小さな風船のようなものが いっぱいついていた。
腕に獅子 顔の両側には翼をもっていた 神話の中に登場する生き物が50体ほどついていた
女神アルティメスの土偶ほか遺跡から見つかった数万点の出土品の中からいくつかを展示している
壁や天井に絵が描かれていた。
別名 クレオパトラ通り
古代ローマ最大の浴場 大理石が浴場の床や壁に使われていた
大理石は熱伝導がいい また古代ローマ時代 大理石の加工技術が優れていた。
大きな木製水車のようなカッティングマシーンで大理石を切っていた。
それまで10人がかりでやっていた作業をマシーン一台でこなす。
大劇場はフェリニズム時代に造られローマ時代に拡張された
高さは38メートルあり 2万5千人 収容可能
すべて大理石で作られ声が響く仕掛けになっている
右側に足形のマークが彫られた看板は古代娼婦の店
そこには娼婦の館があった
<目次>
1エーゲ海文化と食
2イズミル ニカイヤ(イズニック)
3ヒエラポリス遺跡
4パムッカレ(ヒエラポリス温泉施設)
5ブルサ1(モスク)
6ブルサ2(温泉や博物館)
7ハットゥシャ遺跡とトロイの木馬
8エフェス(アフロディシアス)遺跡
9ベルガマ
10アンタルヤ
11南西部(ボドルムとフェティエ)
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