5シギシュアラ&ドナウのペリカン&隣国モルドバ
丘の上に築かれた人口3万6千の小さな町
シギショワラもドイツ人が作った町
15世紀に造られた城門 高さが64メートルある 門の中に入って階段を上ることが出来る
毎日夕方の6時と深夜12時になるとからくり人形が動き出す
17世紀 シギシュワラで大火災が発生し たった1件を残し すべて焼き尽くしてしまった。
町を見渡せる丘には1件のプロテスタント教会が建っている
ユダヤ教会もある
ドナウ川はドイツ南部に源流を持つ全長2900キロの大河 10か国を通過し黒海へ流れ出す川
毎年 100万羽の渡り鳥が飛来する
日本では絶滅したとされる鳥もやって来る うち5000羽のペリカンが飛来する
5~8月の間 運が良ければ ペリカンの大群が見られる
ペリカンは子育てをするためアフリカからやって来る
多くのペリカンが輪になって魚の追い込み漁を行っている
ペリカンの口の中には12リットルの水が入る
くちばしの中に入った魚はそのまま飲み込む
1日 10キロもの魚を飲み込む事もある
巣に帰ると飲み込んだ魚を吐き戻しひなに与える
桃色ペリカンは翼を広げると3メートルにもなる
夫婦でもめ事を起こした人(又は夫婦喧嘩)を起こし離婚の危機にある夫婦を収監する刑務所
400年の歴史の中で2000人が収監された うち1組を除き ほか全ての夫婦が離婚の危機を脱している
岩塩坑は11世紀から栄えた 現在は遊園地として運営している
寝台車で宿泊も可能
紀元前657年にギリシャ人によって築かれた町の遺跡
ローマ時代の浴場や大聖堂跡が残る
3世紀 ゴート族に侵入され
6世紀 スラブ族の侵攻を受け破壊された
7世紀後半 町は廃墟となった
18世紀 ブカレストの王侯貴族の避暑地をして発展した
冬は東欧を代表するスキーリゾートとなる
17世紀 市内や僧院が混入される
シナイア僧院はバラキア公がこの地を訪れたのを記念して建てられた
天井には300年前のフレスコ画が残っている
ルーマニア国内にもモルドバと言う地名がある ルーマニアとモルドバは昔は同じ国だった モルドバの国旗もルーマニアとよく似ている
公用語のモルドバ語はルーマニアの方言と同じ ルーマニアに親せきがいるモルドバ人も多い 旧ソ連の国なのでロシア語を話す人も多い
沿ドニエストル共和国はモルドバから独立した国家と主張して(台湾と同じ国連未承認国家のひとつ)
盛大な独立記念のパレードも行われている
ただ国際的には国家として認められていない
もともとはソ連に組み込まれていた場所
1991年 ソ連崩壊に伴い 独立宣言をしたがモルドバの東側に住む住民が独立に反対した
独立後 すぐに隣国モルドバと戦争を起こすがロシアの協力を得た沿ドニエストル共和国が勝利する
住民はモルドバ語ではなくロシア語を話している
ソ連崩壊後 モルドバでは経済が困窮しルーマニアのモルドバ地方へ引っ越す人もいる
14世紀に建てられた城
15世紀に建てられたゴシック建築のカトリック教会
一度 プロテスタントに奪われるがその後奪還する
<目次>
1基本(歴史&料理)
2ドラキュラ伝説と陽気な墓
3ブカレスト
4トランシルバニア
5シギシュアラ&ドナウのペリカン&隣国モルドバ
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