10青海湖と文成公主(青海省)
——————————18青海湖(青海省)
中国最大の湖(塩湖) 琵琶湖の6~7倍の大きさ 別名天空のサファイア 湖から外に流れる川はない
菜の花畑の向こうに大きな湖 なたで油の産地 湖に使われなくなった魚雷基地がある かつて周辺は開発が及ばなかった 国道も軍のみが使用していた
—————————–20青海省の その他の名所
西寧から約800キロ南 唐と吐蕃が争った歴史 唐蕃分界
648年 文成公主(唐の王妃)と その夫(吐蕃のチベット人)が祀られたお寺 2人は制約結婚だったが唐からチベットへ貴重な仏教文化が伝わった
唐の皇女 文成公主(チベット人に人気のヒロイン) 吐蕃(とばん=チベット)のソンツェン・ガンポ王に嫁ぐ前の日のこと
文成公主は日月山の峠に立ち 二度と戻ることのない故郷を眺めた さめざめと涙を流した
当時 吐蕃は地の果てとされていた 草原の中に文成公主を祀る建物が立っている
のちに文成公主は無謀人となるが その後 唐とチベットの文化交流に努めた
チベット仏教でも文成公主は聖人としてたたえられている
文成公主は多くのチベット人から親しまれている 彼女がチベットに仏教を広めた 岩山に掘られたチベット文字
文成公主亡き後 再び唐と吐蕃が争いを始める
日月峠の緑の草原にぽっつりとたつ一人の象
日亭 月亭
標高3000メートル 小石を積み立てた小山 湖畔に多くのタルチョ(旗)がくもの巣のように絡まったオボ
多くの野生の鵜が岩を覆いつくす
おなかから卵を取り出し人工繁殖 成功率は10%
標高3400メートル
2万人のチベット人が参加 100万匹の湟魚を放流する 草原にゲル(テント)が建てられ祭りの参加者が1から2週間過ごす
1レース20頭の競馬が10レース行われる合計200頭の馬が参加する 優勝者の賞金は6000元(約9万円)
最終日は仏塔で行われる 祭壇でヤクの糞を燃やす ルンタと言う紙吹雪が舞う 宝瓶 青海湖へ壺を投げる
————————-19都蘭 同仁(青海省)
人口5万 多くのチベットやモンゴル系の民族が暮らす
都蘭には合計3000の古墳があるが発掘されているのはわずかに10分の1
6~9世紀の絹も出土
妖怪が出るとのうわさ 350展のシルクが発見される
7月 夏でもよく雪が降り -3度になる
7世紀(663) 吐谷渾(とよくこんモンゴル)は吐蕃(とばんチベット系)によって滅ぼされる
1500年前の663年 唐代 吐蕃(チベット)軍と吐谷渾とよくこん(モンゴル)軍の戦いの様子を描いた絵
村人はほとんど吐蕃(チベット)系の人々で自分らの先祖が昔、吐谷渾(モンゴル)王国を滅ぼしたので吐谷渾の祟りを恐れて妖怪が出るという噂になった
高さ30メートル 長さ160メートル 上から見ると鳥の形をしている
岩山の下に墓室がある
丸太と石で出来ている 1500年前 建設員1万人 周囲からは200以上の墓が発見されている 6世紀の物
馬 牛 羊 犬などの死骸も多く発見されている 犬には首輪がしてあった ペルシャ銀貨
邪気を追い払う祭り ※2021年度は1月に開催予定(旧暦 11月20日)
体に灰をかけ 墨で虎模様を描く 川にパンを流す 最後はマイナス5度の川の水で体を洗う
盗掘を管理する警察組織 古墳はたびたび盗掘の被害にあう 銃などの武器を持った盗掘団 盗掘品は主に海外で取引される 良質のシルクは高値で売買
地下資源が豊富 チベットの近く
玉樹県 住民のほとんどがチベット族
山頂付近は強風にあおられ雪煙が立っている 酸素袋を
売る商売 一袋15分持つ 一つ20元
1秦の始皇帝と兵馬俑(西安)
2唐の時代の遺産(西安)
3西安(陝西省)の その他の情報
4敦煌 莫高窟(甘粛省)
5甘粛省の石窟群
6砂漠の遺跡(ローマの子孫)(甘粛省)
7甘粛省のチベット文化圏
8蘭州ラーメン(甘粛省)
9西寧 タール寺と青蔵チベット鉄道(青海省)
10青海湖と文成公主(青海省)
11寧夏回族の観光情報
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