5甘粛省の石窟群
元から明にかけて造られた石窟 中はアリの巣のよう
———————–9楡林窟 鎖陽故城(甘粛省)
川沿いに42の石窟 緑の木がその名の由来
400万年前の大洪水により渓谷ができた
その渓谷沿いに石窟が造られた 石窟は7世紀 唐の時代700年かけて造られた
1980年代から調査が開始された 秘境にあったため人の手が入らず保存状態は良好
西壁に11窟 東壁に31窟ある 唐の時代に19窟が造られた 1つの窟を作るのに2~3年かかった
10世紀初め300年続いた唐が亡びる 五代十国の乱世がやってくる
層議金(王)夫人はウイグル人(彼らの壁画が残っている) 王朝の交代が相次ぎ破壊が進んだ
11~12世紀 層一族時代から西夏時代へ 4つの窟が増設される 水墨画がはやる 宋から来た絵描きが壁画に水墨画が描く
13世紀 西夏最後の壁画(水月観音図)が描かれる その後モンゴル軍が制圧
14世紀 700年続けられた楡林窟の増設は終了する
—————————-10天水 麦積山石窟(甘粛省)
5~6世紀 北魏の時代 中国 甘粛省の天水に麦積山ばくせきざん石窟が彫り始められる
高さ142メートル 全192窟 廬舎那仏るしゃなぶつ などの石窟を1300年以上の月日をかけ彫られた
麦積山とは麦を積み重ねた形に似ているからその名がついた
山頂からロープをつるし角材を使った足場造りから始められた 7000体の仏像 石仏15メートル
高さ23メートルの石像 釈迦牟尼(しゃかむに)像 北魏(1600年前)
庶民のパン ナン造り バターを生地に塗り窯で焼く 保存食
湖の近くにある石窟 高さ30メートル幅19メートルの石窟 1600年前の物
釈迦牟尼(しゃかむに)像 石仏の隣には多くの絵画が 敦煌の莫高窟にも強い影響を与えた
———————–12炳霊寺石窟(甘粛省)
黄河上流にある 高さ27メートルの大仏 唐(初期)の時代に造られた
下半身は土 上半身は石 へいれいじ とはチベット語で万仏と言う意味 4世紀から清代まで1400年かけて造られた
全183窟 盗掘や破壊をまぬがれ中には700の仏像が残されている 1600年前に掘られたもの
第169窟 172窟 5世紀 仏座像 6世紀 31窟 唐代 126窟 釈迦仏5~6世紀 庶民的な石仏
※ダムの下にあるため1年に1か月しか見ることができない
1秦の始皇帝と兵馬俑(西安)
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3西安(陝西省)の その他の情報
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